ローランドは、BOSSブランドのギター/ベース用ヘッドホンアンプ「KATANA:GO」を2024年3月23日に発売する。市場想定価格は16,500円前後。
「KATANA:GO」は、ギター/ベースアンプ「KATANA」シリーズのサウンドを搭載したヘッドホンアンプ。「ギター・モード」には、ハイゲインな「BROWN」や、透明感のある「CLEAN」、太く存在感のある「CRUNCH」など、10種類のアンプサウンドを用意。「ベース・モード」では、真空管アンプ特有の豊かな倍音成分を得られる「VINTAGE」、スラップ奏法に最適な「MODERN」などのアンプサウンドを用意している。「ギター・モード」「ベース・モード」ともに、それぞれに最適化された、60種類以上のエフェクトを内蔵。ローランド独自の立体音響テクノロジーをもとにした「STAGE FEEL」機能も搭載する。「STAGE FEEL」機能では、アンプの位置、再生するオーディオの定位を自由に配置することが可能となっている。
専用スマートフォンアプリ「BOSS TONE STUDIO for KATANA:GO」(iOS/Android対応)を使用すると、サウンドの編集機能に加え、練習に便利な「SESSION」機能が利用できる。アプリ内で再生したYouTubeコンテンツに合わせて演奏できるだけでなく、リピート箇所の設定や再生速度の変更、指定したポイントでの音色の自動切替えも行える。設定はアプリに保存して、いつでも呼び出せるので、自分だけのレッスンコンテンツを作成して、効率よく練習に取り組める。
また、オーディオインターフェース機能も装備し、PC、モバイル端末に接続して録音が行える。「KATANA」シリーズのサウンドに加え、「STAGE FEEL」機能を活用した立体的なサウンドもレコーディングが可能。また、オプションのWireless MIDI Expression Pedal 「EV-1-WL」、Wireless Footswitch 「FS-1-WL」とBluetooth接続することで、「BOSS TONE STUDIO for KATANA:GO」で設定した機能のワイヤレス制御が可能となり、ボリューム/ワウ・ペダル、メモリーのアップ/ダウン、エフェクトのON/OFFを足元で行える。
給電は、内蔵の充電式リチウムイオン電池またはUSB端子経由で行う。連続使用時の電池寿命は約5時間、電池の充電時間は約3時間(充電にはパソコンなどのUSBポート、または市販のUSB電源アダプターが必要となる。5V/500mA以上)。
サイズはW45×D125×H24mmで、質量は70g。本体のほか、USB Type-C(R)to USB Type-Aケーブルなどが付属する。同時に本体や充電ケーブルを収納できる専用ポーチ「CB-KTNGO」も発売となる。市場想定価格は2,200円前後。