ローランドは、BOSSブランドのギターアンプ「KATANA」シリーズに、「KATANA-50 MkII EX」「KATANA-Artist MkII Head」と、「WAZA Speaker」を2基搭載したギターアンプ・キャビネット「KATANA Cabinet 212 WAZA」を追加し、2023年1月28日より販売を開始する。市場予想価格は「KATANA-50 MkII EX」が45,100円前後、「KATANA-Artist MkII Head」が72,600円前後、「KATANA Cabinet 212 WAZA」は79,200円前後。

  • 「KATANA-50 MkII EX」

  • 「KATANA-Artist MkII Head」

  • 「KATANA Cabinet 212 WAZA」

  • 「KATANA Cabinet 212 WAZA」に搭載の「WAZA Speaker」

「KATANA MkII」シリーズは、温かみのあるビンテージトーンやモダンなハイゲインサウンド、エレアコ専用の音色など、合計10種類のサウンドを楽しめる。

「KATANA-50 MkII EX」は、「KATANA-50 MkII」の機能強化版。ユーザーからのリクエストが多かった「GA-FC」フット・コントローラーに対応し、足元でメモリーの切り替えや個別にエフェクトのオン/オフが可能になった。また、レコーディングやライブで活躍する「Line Out」端子や、2台の「KATANA」アンプをリンクして広がりのあるステレオ・サウンドを実現する「STEREO EXPAND機能」など、上位モデルに搭載されている機能が追加されている。

「KATANA-Artist MkII Head」は、ソリッドステート構造でありながら真空管アンプのような温かみと音抜けの良さを両立したプレミアムなサウンドを搭載。プロフェッショナルの要求にも応える充実したコントロール部を備え、緻密なサウンドメイクを実現する。音の輪郭を調整する「CONTOUR」は、独立したコントローラーとして前面パネルに配置し、スピーディーな調整を可能としている。

「KATANA Cabinet 212 WAZA」は、「WAZA Speaker」を2基搭載し、「KATANA-Artist MkII Head」のポテンシャルを最大限に発揮させるスピーカー・キャビネット。キャビネットのサウンドキャラクターに大きく影響するバックパネルは着脱が可能。スタックアンプ特有のタイトで指向性の高い「クローズド・バック」、クラシックなコンボ・アンプ特有の広がりのある「オープン・バック」を選ぶことができる。「WAZA Speaker」は、ロック黎明期のブリティッシュ・スタックアンプに搭載されていた25W耐入力スピーカーのキャラクターをベースとして開発されたカスタムスピーカーだが、現在のシーンに合わせ耐入力は100Wに強化されている。伸びやかなサスティンと、両立が難しいとされるなめらかな高域とタイトな低域をバランス良く再生し、倍音成分豊かな理想的なオーバードライブ・サウンドが得られる。

サイズおよび質量は、「KATANA-50 MkII EX」がW470×H398×D238mm/11.7kg、「KATANA-Artist MkII Head」がW631×H296×D246mm/12.4kg、「KATANA Cabinet 212 WAZA」はW670×H505×D300mm/24kgとなっている。