デル・テクノロジーズは3月13日、ワークステーション「Dell Precisio」の新製品として、モバイルおよびタワー型ワークステーション(あわせて6製品)の販売を開始した。
「Dell Precision 3490 ワークステーション」および「Dell Precision 3590 ワークステーション」は、グラフィックスにNVIDIA RTX 500 Adaを搭載可能なパワーユーザー向けモデル。一方の「Dell Precision 3591 ワークステーション」は、エントリーレベルの2Dおよび3D CADを含む設計者やクリエイター向けモデルだ。
Dell Precision 5000 シリーズの新製品として、16インチのモバイルタイプ「Dell Precision 5690 ワークステーション」にはグラフィックスにNVIDIA RTX 5000を1枚搭載可能。また、14インチの「Dell Precision 5490 ワークステーション」は、ウルトラモバイルデバイスとしてのパフォーマンスと体験を実現するとしている。どちらもWindows 11を搭載し、キーボードに搭載されたMicrosoft Copilotハードウェア キーによってWindowsのCopilot機能を利用できる。
「Dell Precision 3680 Tower」は、CPUに第14世代 Intel Core、グラフィックスにNVIDIA RTX 6000 Adaを1基搭載でき、高速かつ長時間動作させることが可能。熱処理も改善され、重いアプリケーションを処理しつつシステムの冷却性と静音性を保持できるとしている。
セキュリティー面では、最新のサイバー攻撃に対抗するハードウェアおよびファームウェア機能を搭載。今春提供が予定される新しい組み込みの脆弱性検出機能により、防御能力は引き続き強化されるという。この新機能は、増大するデバイスレベルの攻撃リスクを軽減できるように設計され、公開されているセキュリティー脆弱性をスキャンして修復に向けた推奨事項を提供するという。