セイコーウオッチは12月8日に、アウトドアウオッチブランド「セイコー プロスペックス」から、ダイバーズウオッチの最高峰となる「MARINEMASTER(マリンマスター)」の新作を発売する。

  • <セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン レギュラーモデル

  • SEIKOブランド100周年記念 <セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

ラインナップは、SEIKOブランドの100周年を記念した限定モデル、およびレギュラーモデルの2本。価格はいずれも429,000円、限定モデルは世界限定1,000本(うち日本国内は200本)となる。

デザインのベースとなったのは、1965年に登場した国産初のダイバーズウオッチ「1965 メカニカルダイバーズ」だ。当時、150m防水を実現し、1966年から4回にわたって南極観測隊の装備品として寄贈された。

  • 1965 メカニカルダイバーズ

新作ではこの「1965 メカニカルダイバーズ」から意匠を受け継ぎ、時分秒針の形状や角形インデックスを採用(蓄光仕様)。ダイヤルには太い直線と細い直線を組み合わせたパターンを描き、打ち寄せる波のリズムを表現している。

ケースやブレスレットはヘアライン仕上げと鏡面仕上げとし、洗練された雰囲気を演出した。新開発のブレスレットは各コマの表と裏を曲面とすることで、滑らかな装着感を提供するとしている。

裏ぶたにも注目。一般的に、高い防水性を持たせるダイバーズウオッチの裏ぶたは金属素材のねじ込み式であることが多いが(高い気密性を保つため)、今回の2本はセイコーウオッチのダイバーズウオッチとしては初めてとなるシースルーバック仕様。同時に、現行のメカニカルダイバーズウオッチでは最薄の12.3mmを実現した。

ダイバーズウオッチ用の手巻き付き自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー 6L37」は、薄型かつ高い耐衝撃性を備える。パワーリザーブは約45時間。

レギュラーモデルの「<セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン(SBEN007)」は、軽快なライトブルーのダイヤルと、ブルーベゼルほ組み合わせ。ケースとブレスレットの素材は、独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」を加工したステンレススチール、ケースサイズは外径39.5×厚さ12.3mm、風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス、防水性能は200m空気潜水用防水。

  • <セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン(SBEN007)

限定モデルの「SEIKOブランド100周年記念 <セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル(SBEN005)」は、光沢のあるシルバーホワイトダイヤルに、シルバーベゼルを組み合わせている。おもな仕様はレギュラーモデルと共通。

  • SEIKOブランド100周年記念 <セイコー プロスペックス> マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル(SBEN005)