ローランドは、BOSSブランドよりコンパクトペダルエフェクター「技クラフト・シリーズ」の最新モデル「BP-1W」の販売を開始した。市場想定価格は、22,000円前後。

  • 「技クラフト・シリーズ」の最新モデル「BP-1W」

  • 「RE-201」(左)と「BP-1W」(中)、「CE-1」(右)

「BP-1W」は、BOSSブランドより1976年に発売された「CE-1 Chorus Ensemble(以下、「CE-1」)」と、ローランドより1974年に発売された「RE-201 Space Echo(以下、「RE-201」)」のプリアンプ・サウンドをフル・アナログ回路設計により再現したコンパクトペダル。「CE-1」と「RE-201」は、マイクやキーボードなどギター以外の楽器にも対応可能なプリアンプを搭載していたが、これらは、当時の技術では避けることができなかった周波数特性の変化や、過大入力時に発生する歪みによって得られる独特なサウンドが、多くのギタリストに評価されている。

本体に3つのモードを搭載し、「LEVEL」と「GAIN」ノブとの組み合わせにより、多彩なサウンドメイクが行える。「CEモード」では、「CE-1」のプリアンプ・サウンドを再現し、鈴が鳴っているようなブライトなキャラクターと歯切れのよいトーンを特徴とする。アンプや歪みペダルとの組み合わせにより、アグレッシブなドライブサウンドが得られる。「REモード」では、「RE-201」のプリアンプ・サウンドを再現。温かみのある太い音質を特徴とし、GAINを上げると心地良い飽和感が加わる。アンプや歪みペダルをブーストすると、適度なコンプレッション感のある力強いドライブ・サウンドが得られる。「NATURALモード」は、入力信号に色付けをせず、フラットにブーストを行う。レンジの広さを特徴とし、組み合わせるアンプや歪みペダルの持つキャラクターを活かした音作りに向く。

また、「STANDARD」と「VINTAGE」の2種類のインプット・バッファを搭載しており、「BUFFER」スイッチで選択が行える。「STANDARD」では、プレミアムなバッファ回路によるピュアな音質を、入力インピーダンスが低めに設定された「VINTAGE」では、温かみのあるトーンと滑らかなボリューム・カーブを提供する。

サイズ/質量はW73×D129×H59mm/430g(電池含む)。本体のほか、アルカリ電池(9V形、本体に接続済み)などが付属する。