画面サイズと解像度のバランスよし、ペンは附属しない

dynabook K1/Vのディスプレイ解像度は1,280×800ドットだ。現時点では同サイズディスプレイを搭載するWindowsタブレットでも解像度が1,920×1200ドットのモデルが多くなってきている。

また、Windows対応アプリケーションの画面レイアウトやWebページのレイアウトも、高解像度表示が前提となったものが増えてきており、1,280×800ドットでは窮屈な使い勝手と感じるケースも少なくない。

ただ、一方で10.1型ディスプレイの横方向解像度が1,920ドット以上のディスプレイでタッチ操作をしようとすると、スケーリング設定を大きくしないと目的のアイコンやボタンをタップできなくてストレスを感じる機会が増える。これは特にスタイラスペンがなくて指でタップすることを強いられる状況では顕著になる。

その点、1,280×800ドットの解像度ならスケーリング倍率が小さくなるのでアイコンやWindowsのウィンドウ各パーツのサイズが大きいままとなり、タップ操作がストレスなくできる。

加えて、dynabook K1/Vには本体にペンホルダーに相当するものもなければ標準構成でスタイラスペンも付属しない(オプションで専用充電式アクティブ静電ペンを用意している)ため、どうしても指でタップすることが多くなる(とはいえ、スタイラスペンの紛失を防ぐために標準装備としないのは正しい判断だろう)。

それを考慮すると、dynabook K1/Vの1,280×800ドットという解像度は教育現場のタブレットの使用としては至極妥当といえるだろう。

  • 解像度は1,280×800ドットで横縦比は16:10と、フルHDと比べて縦方向の表示量が多い

  • ディスプレイは最大で約123度(実測)まで開く。座高が小さい小学生なら本体を膝にのせて開いても角度的に問題ないだろう。成人が同じ体勢で使うには角度がやや浅い

本体にUSB 3.1 Type-Cを、キーボードにUSB 2.0 Type-Aを搭載

本体にはインタフェースとして、タブレット側にはUSB 3.1 Gen1 Type-Cを1基とヘッドホン/マイクコンボ端子を備え、キーボードユニット側には左右両側面にUSB 2.0 Type-Aを1基ずつ用意している。

Type-CにしてもType-Aにしても対応する規格が旧式だが、接続するのが主にUSBメモリで扱うファイルがサイズの小さい低解像度の静止画や低レートの動画の移動であるならば使い勝手としては支障ないだろう。

  • 左側面には本体側にACコネクタを、キーボードユニット側にUSB 2.0 Type-Aを備える

  • 右側面には本体側に電源ボタンと音量調整ボタン、USB 3.1 Gen1 Type-C、ヘッドホン・マイク端子を、キーボードユニット側にUSB 2.0 Type-Aを搭載する

通信はWi-Fi 5とBluetooth 5.1を利用可能

無線は、IEEE802.11acまでカバーするWi-Fi 5とBluetooth 5.1を利用できる。また、タブレット本体にはディスプレイ側に有効200万画素のインカメラと、背面側に有効500万画素のアウトカメラを組み込んでいる。

搭載カメラの画素数が少ないと思うが、これも撮影した画像を表示するディスプレイの解像度に見合った画質を求めるのであるなら十分だ。

印刷もA4程度までなら問題ないだろう。ただ、校外学習などで撮影した画像を使って、巨大な模造紙で夏休みの宿題など発表会資料を印刷したい場合は解像度が足りず、カクカク画像となりかねないので注意したい。

  • 正面

  • 背面

キーボードの打鍵は軽め、ストレスなく打てる

キーボードはキーピッチが17mm(キートップサイズは実測で13.7mm)、キーストロークを1.2mm、それぞれ確保している。

タイプの感触は軽いものの、キーボード部分の厚さも実測で約7.2mmあるので、着脱式2in1 PCのディスプレイカバータイプキーボードにありがちな「音楽の教科書の裏表紙に印刷された鍵盤を弾く」ような物足りなさでストレスを感じることはない。ただ、キーボードユニットの強度が華奢で、力強くタイプすると打鍵音が響く。

  • 17mmキーピッチ。イマドキとしてはやや窮屈かもしれないが主要なユーザーとして想定している小学生なら使いやすいかもしれない

  • キーストローク1.2mmを確保している