シャープは7月3日、都内でSHARPスマートフォン「AQUOS」新CM完成披露イベントを開催しました。イベントにはゲストとして、CMに出演している竹之内豊さんと志尊淳さん、写真家の安珠さんが登壇し、新製品「AQUOS R8」を使った撮影デモなどを行いました。
今回完成したCMは、この夏の新商品である「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」の2機種を中心に、竹之内さんが志尊さんの質問に答える形で、新製品の特徴を紹介しています。
イベントでは、まずシャープ通信事業本部 本部長の小林繁氏が登壇。AQUOSスマートフォンについて「スペック表を埋めるというより、スペック表の欄を作ってきた」と語ります。その意味は、高リフレッシュレート/他色表示、大型センサー/ブランド協業レンズなど、それまでスマートフォンの差別化ポイントと考えられていなかったポイントを他社に先駆けて注力してきたということ。今回の新製品でも、リフレッシュレート240Hz、10億色表示、1インチセンサー搭載、ライカカメラとの協業によるレンズを搭載していることをアピールします。
また小林氏は、台湾・インドネシアでのフルランアップ展開など、グローバル市場にも挑んでいく方針を表明。「今から見ていただくCM以外にも、店頭において、竹野内さんと志尊さんのビジュアルがこの夏の『AQUOS R』の目印になります」という言葉で製品紹介を締めくくりました。
ここで、4パターンのCMのうち、新製品のカメラ機能とディスプレイをアピール2本のCMを会場で上映。その後に竹野内さんと志尊さんが登場し、トークセッションとなりました。
今回のCMでは、「できたらいいなをひそかに解決」という決めゼリフを二人で合わせるシーンがあったそうですが、セリフを合わせるのはできても、そのときに「AQUOS」の製品をきれいに並べて持つのがうまく合わせられず、何度もやり直しとなったそうです。
またCM内では竹野内さんがちょっととぼけて志尊さんに問いかけ、志尊さんが突っ込むようなやりとりも見られます。「普段の雰囲気はどんな感じですか?」と問われた志尊さんは慌てたように「あんなことは言えないです」「毎回、大丈夫かなと思っています」と話していました。
ここで、お二人に「AQUOS R8 pro」を使って実際に撮影を体験してもらおうという流れに。撮影のアドバイザーとして、「AQUOS」シリーズのカメラを熟知している写真家の安珠さんも登場し、実際に撮影した写真を映しながら「この写真も、『プロのテクニックを使って撮った』と言いたいんですけれども、実はオートで撮っています」「色の再現力・ボリューム感があって、ゴージャスな写真が撮れるんです」と、誰でも気軽に美しい写真を撮れる「AQUOS R8 pro」のカメラの印象を語っていました。
実際に写真を撮っての感想は、「うまく言えないんですけど、画がきれいなだけじゃなくて、アナログの昔のフィルムカメラのような奥行き感と言いますか、そういうものを感じました」(竹野内さん)、「ディスプレイが綺麗で、自分が撮った写真を高画質で見られるというのがすごくいいです。それに、ふだん照明をしっかり決めて撮るような写真をパッと撮れるってすごいですよね」(志尊さん)というものでした。
さらにお二人は、新CMが7月7日に公開されるのに合わせて、七夕の願い事を会場に設置された笹の枝に吊り下げることに。竹野内さんは「みんなが笑顔でいられるように」、志尊さんは「もっと器用になれますように」と短冊に書いていました。
最後に、竹野内さんから「志尊くんととても楽しいコマーシャルを撮ることができましたので、テレビやWebを通して多くのみなさんに観ていただければと思います」と、志尊さんからは「今回のCMは前回・前々回に引き続き、『AQUOS』の魅力が存分に詰まったCMになっていると思いますし、ぜひ一回手にとって試してほしいすてきなカメラになっていますので、僕らのCMとともに製品も見てほしいと思います」というメッセージがあり、イベントは終了となりました。