WEBでアプリを探していたらヒット、いざダウンロードと思ったら表示された「App入手不可能」の文字が。アプリは存在するはずなのに、どうして? 存在するならいますぐ自分のiPhoneにインストールしたい、そう思うのも無理はありませんよね。
App Storeに存在するアプリは、いわゆる「カスタムApp」など配布範囲が限定されているアプリを除くと、配信先URLを知っていればダウンロードできます。ただし、開発元の意向によって提供するApp Storeの国/地域が限定されることがあり、その場合はダウンロードできません。
正しいURLを入力したはずなのに「App入手不可能」、「このAppは現在、この国または地域では入手できません」と表示される場合は、自分が利用しているApp Storeでそのアプリが提供されていないと考えられます。言語が未対応など理由はさまざまですが、ビジネス上の権利関係といった事情も影響しているため、エンドユーザとしては受け入れるしかありません。
つまり、文字どおりそのアプリは入手不可能ですが、提供が開始されている国/地域のApp Storeを利用できればそのかぎりではありません。目的のアプリが提供されている国/地域のApple IDを用意し、App Storeにサインインすればダウンロードを開始できます。ただし、現地の住所やクレジットカードなどの支払手段を用意する必要があるうえ、更新などアプリの管理は分けて行われるため、そこまでして入手したいという強いモチベーションが必要です。
既存Apple IDの登録国を目的のアプリが提供されている国/地域に変更するという方法もありますが、現在利用しているサブスクリプション契約を解約しなければならず、クレジット残高がある場合はリセットされてしまいます。入手不可能なアプリは入手可能になるのを待つほうが、いろいろな意味で得策かもしれませんよ。