Nianticは、モバイル向けゲーム『Peridot（ペリドット）』を2023年5月9日にリリースする。

『Peridot』は、現実世界に軸を置いた拡張現実と人工知能によって進化を遂げたペットシミュレーションゲーム。「キーパー」として、ペリドット（ドット）と呼ばれるバーチャル生物を育成して楽しむ。

それぞれのドットは、「ペリ遺伝子システム」により、独自のDNAを持って生まれてくるため、見た目のバリエーションが無数に存在。ユニコーンや、クジャク、チーター、ヒツジ、イエティなどの現実世界や想像上の生き物を象徴するアーキタイプを含む、数えきれないほどの見た目があるという。プレスリリースには「いくつあるか知りたい方は、2.3x10の24乗の計算式をどうぞ！」と書かれていた。

育ったドットの特性を引き継いだ次世代のドットをふ化させることも可能だ。また、キーパーはNianticのソーシャルアプリ「Campfire」でコミュニティ内でほかのキーパーとつながり、新しいドットをふ化させることもできるという。

NianticのLightship ARプラットフォームとAIによって、ペリドットはリアルな形で現実世界にあるものとインタラクトし、時間の経過とともに賢くなる。例えば、ドットはソファがどこにあるかを認識し、お昼寝をしてくつろぐこともあるという。さらに、テレビの画面も認識。土、水、草、砂、コンクリートなどの異なる表面を見分けることもできる。

アーキタイプはアップデートやゲーム内のスペシャルイベントで追加。また、現在はモバイル向けだが、長期的なビジョンとしてNianticは、最終的にウェアラブルMRやARグラスを含む未来のARハードウェアを利用したバーチャルライフ向けのプラットフォームに発展させたいとビジョンを示している。

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