セイコーウオッチは6月9日に、男性向けブランド「セイコー アストロン」の「NEXTER」シリーズから、新作となる5機種のレギュラーモデルと、1機種の限定モデルを発売する。価格は132,000円~253,000円。

NEXTERシリーズは2022年5月に発表されたコレクション。「Solidity & Harmonic」をデザインコンセプトに掲げ、ユーザーの強い志と調和の共存を表現している。

今回の新作は、NEXTERシリーズとして第3弾にあたり、数量限定モデルのGPSソーラーウオッチのほか、レギュラーモデルとしてGPSソーラーモデルを3機種、ソーラー電波モデルを2機種をそろえる。

<セイコー アストロン> Nexterシリーズ GPSソーラーモデル

  • 左からSBXD013、SBXD014、SBXD015

カラーリングが異なる3機種をラインナップする。ブルーダイヤルの「SBXD013」(231,000円)、ブラックダイヤルにローズゴールドのベゼルを組み合わせた「SBXD014」(242,000円)、ケース・ダイヤル共にブラックの「SBXD015」(253,000円)。

新GPSソーラーモデルは、新しいGPSソーラームーブメント「キャリバー 3X62」を搭載。改良を加えた薄型の衛星電波受信アンテナにより受信感度を向上させ、金属製のベゼルが装着可能となった。ベゼルはエッジの効いた造形を際立たせる多角形状のものを用い、上面にはヘアライン仕上げを、側面には鏡面仕上げを施している。

ダイヤルは、初代「クオーツ アストロン」(1969年発売)を象徴するクオーツ(水晶)をイメージした型打ちパターン。ケースは、直線的なラインを中心に構成されたソリッドなつくりで、3列ブレスレットの組み合わせにより、ダイナミックかつ洗練された存在感を腕元で放つとする。ケース・ブレスレットはどちらもチタン製で軽快な装着感を実現した。

  • 初代「クオーツ アストロン」をオマージュしたダイヤルデザイン

  • 時分秒針とインデックスにはルミブライト(蓄光塗料)を塗布し、暗所での視認性を確保

おもな仕様は共通。ケースとブレスレットは独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」を加工したチタン、ケースサイズは外径41.2×厚さ12.0mm。風防のサファイアガラスにも、独自の無反射コーティング処理「スーパークリアコーティング」を施している。防水性能は10気圧。おもな機能は以下の通り。

  • 過充電防止機能
  • パワーセーブ機能
  • パーペチュアルカレンダー機能(2100年2月28日まで)
  • パワーリザーブ表示機能
  • 衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能・スーパースマートセンサー機能
  • 捕捉衛星数表示機能
  • 受信結果表示機能
  • 受信オフ機能(機内モード)
  • 針位置自動修正機能
  • カレンダー(日付)機能つき

<セイコー アストロン> Nexterシリーズ 2023 限定モデル

  • <セイコー アストロン> Nexterシリーズ 2023 限定モデル「SBXD017」

2023年の限定GPSソーラーモデルの「SBXD017」は、世界限定1,500本(うち日本国内は550本)、価格は231,000円。仕様は上記の「<セイコー アストロン> Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」に準ずる。

デザインは、2022年の限定モデルで好評を博したカラーテーマ「グレーサファイア」を踏襲。グレートーンのカラーリングで全体を統一している。ダイヤルには「ホリゾンタルストライプ(横縞)」パターンを採用し特別感を演出した。

<セイコー アストロン> Nexterシリーズ ソーラー電波モデル

こちらはカラーリングの異なる2機種を用意。ブルーダイヤルの「SBXY061」とブラックダイヤルの「SBXY063」をラインナップし、いずれも価格は132,000円。

デザインコンセプトはGPSソーラーのレギュラーモデルと同じ。水晶をイメージした型打ちパターンのダイヤル・多角形状のチタン製ベゼルに、ソーラー電波モデルならではの薄型フォルムのケースを組み合わせた。

  • 厚さは9.5mm

ケースとブレスレットはダイヤシールド加工のチタン、ケースサイズは外径39.6×厚さ9.5mm、風防はスーパークリアコーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ソーラー電波ムーブメント「キャリバー 7B72」を搭載する。おもな機能は以下の通り。

  • 過充電防止機能
  • 即スタート機能
  • パワーセーブ機能
  • フルオートカレンダー機能(2099年12月31日まで)
  • 自動受信機能
  • 強制受信機能
  • 受信結果表示機能
  • 時差修正機能
  • 針位置自動修正機能