MMD研究所は4月27日、「2023年Apple Watchの利用実態に関する調査」の結果を発表した。
このレポートは1月27日~1月30日の期間、予備調査では18歳~79歳男女27,611人を対象に、本調査ではApple Watch利用者485人を対象に実施した調査結果に基づく。
18歳~79歳の男女27,611人に聞いたApple Watch所有率は9.7%(2,639人)であった。性年代別では、20代男性が最多で24.7%、次いで10代男性が20.8%、30代男性が18.9%となった。
次に、Apple Watch利用している人に、メインで利用している機種を聞いたところ、「Apple Watch SE」が13.7%で最多、次いで「Apple Watch(初代)」が10.1%、「Apple Watch Series7」が10.0%だった。
予備調査から抽出したApple Watchを利用している485人を対象に、Apple Watchシリーズを利用している期間を尋ねると、「1年~2年未満」が18.8%で最多、次いで「半年~1年未満」が18.1%で、約半数が1年未満。「4年以上」は7.2%だった。
Apple Watchで満足している項目を聞くと、「満足」と「やや満足」を合わせて満足度が高かった項目は「様々な運動の記録が手軽にできること」が69.5%と最も多く、次いで「通知が手軽に見られること」が68.7%、「心拍数や睡眠などの記録が手軽にできること」が67.8%となった。
今よりも魅力度が低下、または無くなったらApple Watchの利用をやめることついて聞くと、「心拍数や睡眠などの記録が手軽にできること」が38.1%で最多、次いで「様々な運動の記録が手軽にできること」が35.1%、「充電の持ちが良いこと」が23.7%だった。
Apple Watchの継続利用意向について聞くと、「利用し続けたい」が57.7%、「やや利用し続けたい」が31.5%と、合わせて89.3%が今後の利用意向を示した。