アミューズメント機器の製造などを手掛ける老舗メーカー・徳力精工は、昭和時代の名機として知られるテーブル型ゲーム筐体「TAKUYA」を、50台限定で販売すると発表した。価格は税込40万円から。4月11日から通販サイト「BEEP通販部」で予約受付が開始される。ネットでは「欲しいなぁ」と注目が集まっている。
「TAKUYA」は、1970年代に登場したテーブル型ゲーム筐体を基に、現代の仕様に合わせて開発された最新モデル。外観の見た目、寸法などは当時のままに、耐久性を考慮し、木工から板金素材へとアップデートされている。また、一部コンシューマーゲーム機との接続機能や、液晶モニターの縦横切り替え機能、高さ調整機能を搭載している。
価格は、1レバー仕様が税込405,625円、2レバー仕様が税込419,375円。コインセレクター(税込1,1000円)や、オーディオユニット(税込5,500円)などのオプションパーツも用意されている。先行10台特典には、ゲームチェア1脚がついてくるそう。
同社によると、培ってきた技術と、経験を落とし込んで、ゲーム機の草創期に人々を熱狂させたテーブル筐体を、時代に照らし合わせた形状で復活させたいという想いから誕生したとのこと。
ネット上では「これに冷コーとペラペラのハムサンド置いて食べたい」「これ欲しいなぁ」「50台とか瞬殺だろ」「これ並べて喫茶店とかしたいなー」などの声が寄せられた。ほか「近所の喫茶店にあるけど。動くかは不明ですが。麻雀ゲーム入ってました」といった懐かしい思い出話が聞かれた。