厚生労働省の公式Twitterが投稿した、猫の写真を使ったユニークな「アニサキスによる食中毒の予防方法」に、ネットで「人を惹きつける良い図版」「猫でバズを狙うとは卑怯な……!」などと注目が集まっている。猫好きには効果ばつぐんだったようだ。

話題となっているのは、3月16日に投稿された、食品安全対策など情報を発信する厚生労働省食品安全情報の公式Twitterのツイート。「【酢や塩での調理でアニサキスは死滅しません!】」とした上で、「アニサキスは魚介類の寄生虫です。食酢、塩漬け、醤油、わさびでは死滅しないので、刺身やしめ鯖などの調理の際も目視確認が重要です。さらに、冷凍・加熱が有効です」と呼びかけている。これだけなら普通のツイートなのだが、それぞれの予防法について、「猫」の写真を使って解説しているのだ。

まず「鮮度を徹底」では、猫がサンマのぬいぐるみを前足で押さえた写真とともに、「新鮮なサンマを提供しています」と書かれている。次に「目視で確認」では、「サンマをチェックしています」として、猫がサンマのぬいぐるみを鋭い眼光で凝視する姿が写っている。

最後に「冷凍/加熱が有効」では、サンマのぬいぐるみを抱えた姿で、「このサンマはよく加熱したものです」とコメントしている。さらに「猫パンチや猫キックではアニサキスは倒せません」と、ユニークな注意書きもされているのだ。当該ツイートは、猫好きに効果ばつぐんだったようで、記事掲載時点で既にいいね数は5.2万件、リツイート数は3万件を超えている。

ネット上では「人を惹きつける良い図版ですねw」「ネコパワーつよい」「猫出しとけば皆注目すると思ってるでしょ。その通りです」「猫でバズを狙うとは卑怯な……!(かわいい)」「猫を使えばRTされるという思惑にまんまと乗る人間」「かわいすぎて二度見した」などの声が寄せられた。