政府が、個人情報を極力記載しない新しいマイナンバーカードのデザインを導入することを検討しているそうだ。ネットでは「本人確認の証明書としては使えないのでは…?」と注目が集まっている。

  • 政府が新マイナカードを検討、個人情報の記載削減か - ネット「本人確認証の役割は?」

    システムや運用が変更されたり継ぎ接ぎされたりで、改めてよくわからなくなってきたマイナカードだが、今度は個人情報を極力削除した券面デザインとした新カードの導入を検討しているそうだ。ところで、「マイナカード」と「マイナンバーカード」の違いを知らないのって僕だけですかね? そもそも「マイナ」って何? 誰? 政府推奨の略称とかですかね?

新しいデザインは、マイナンバーカードの発行から10年の節目となる2026年を目標に導入を検討しているという。

新しいデザインのマイナンバーカードでは、現在のマイナンバーカードで券面に記載されている顔写真や氏名、住所、性別、生年月日、個人番号などの個人情報を可能な限り削除することを検討しているそうだ。これは、性的マイノリティに対する配慮や、プライバシー保護の観点、「個人情報を見られたくない」「性別を載せたくない」などの意見を踏まえてのことだという。

ネット上では「個人情報の記載がなかったら、本人確認の証明書としては使えないのでは…?」「もうカード自体無くして生体認証にしてほしいなぁ」「個人情報を削除する意味がわからない・・・本人確認書類として使えなくなるやん」「顔写真付きの身分証の手続きとか考えると、個人情報ないときつくね、運転免許も取らん人も増えてるのに」といった批判的な声のほか、「表面の名前等以前のこととして,裏面の番号は当然新カードでは非表示になるんですよね…?」「『性別を載せたくない』みたいな意見って、マイナンバーカードできる前から出てる意見だったと思うんだけど……」など、最初から間違っていたのではないかといった疑問の声も寄せられている。