奈良県最南端に位置する下北山村が、ホラー映画「リング」シリーズに登場する怨霊・貞子と一緒に村巡りができる観光周遊ARアプリ「貞子の村巡り―下北山村でさだキャン―」を配信している。このアプリがネットで「バケモンGO」などと注目を集めている。

  • 「貞子と一緒に村巡り」できるARアプリが話題、ネット「バケモンGO」「もはや愛されキャラ」

    大自然豊かな村を貞子と一緒にめぐることができるアプリ。貞子、昔は怖かった…

同村のキャンプ場などは、多くの人で賑わうが、ほかのスポットを訪れる観光客が少ないという悩みを抱えていたそう。そこで、デジタル技術を活用し、自然豊かな村内を巡ってもらうアプリの開発にいたったとのこと。

「貞子の村巡り―下北山村でさだキャン―」は、AR(拡張現実)技術を活用して、スマホ越しに現れる貞子と村内の各スポットで記念撮影ができるというものだ。現地でアプリを起動すると、池原ダムから出現する巨大な貞子や、キャンプ場でソロキャンプをする貞子など様々な貞子が見られるという。

貞子が出現するのは、9箇所の観光スポット。例えば、アーチ式ダムとして国内最大総貯水容量と湛水面積を誇る池原ダムや、日本の滝百選の1つである不動七重の滝、関西で大人気の下北山スポーツ公園キャンプ場などなど。

  • 池原ダムから飛び出す巨大な貞子! 迫力満点だ

また、9箇所の観光スポットでは、貞子目線の観光スポット紹介を見ることができるほか、場所によっては特別な貞子が見られるかもしれないとのこと。このほかスタンプラリー機能もある。

ちなみに同村は、2月10日までの期間限定だが、Instagramにてプレゼントキャンペーンを実施している。下北山村公式Instagramをフォローし、各スポットで貞子と一緒に撮影した写真を投稿すると、抽選で3名に村特産品詰め合わせセットをプレゼントするという。

ネット上では「昔の怖い貞子はどこへ消えた」「アクティブ過ぎる貞子www🤣もはや愛されキャラじゃん😅💦」「バケモンGO」などの声が寄せられた。