GeForce RTX 4070 Tiには2スロット厚も

NVIDIAから新型GPU「GeForce RTX 4070 Ti」が登場、搭載グラフィックスカードが各社より発売された。Ada Lovelace世代のGPUとしては、すでにRTX 4090/4080が登場しており、これはその下位モデル。ただ70型番のGPUながら、「RTX 3090 Tiより速く、消費電力は約半分」(同社)とのことで、人気が出そうだ。価格は15万円前後から。

CUDAコアは、RTX 4080の9,728基から7,680基へと削減。メモリも、容量が16GB→12GB、バス幅が256bit→192bitへと下がっているものの、消費電力が320W→285Wに減っているのは魅力で、クーラーを2スロット厚に抑えたモデルも登場している。補助電源も8ピン×2個で済むので、かなり使い勝手は良いと言えるだろう。

メーカー 製品名 価格
ASUS ROG-STRIX-RTX4070TI-O12G-GAMING 180,000円前後
ASUS ROG-STRIX-RTX4070TI-12G-GAMING 173,000円前後
ASUS TUF-RTX4070TI-O12G-GAMING 158,000円前後
ASUS TUF-RTX4070TI-12G-GAMING 150,000円前後
MSI GeForce RTX 4070 Ti Suprim X 12G 170,000円前後
MSI GeForce RTX 4070 Ti Gaming X Trio 12G 160,000円前後
MSI GeForce RTX 4070 Ti Ventus 3X 12G OC 150,000円前後
GIGABYTE GV-N407TAERO OC-12GD 160,000円前後
GIGABYTE GV-N407TGAMING OC-12GD 156,000円前後
ELSA GeForce RTX 4070 Ti Erazor 155,000円前後
ZOTAC GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIRO 162,000円前後
ZOTAC GeForce RTX 4070 Ti Trinity OC 150,000円前後
GALAKURO GG-RTX4070Ti-E12GB/OC/TP 153,000円前後
GALAKURO GG-RTX4070Ti-E12GB/TP 150,000円前後
Inno3D GeForce RTX 4070 Ti X3 150,000円前後
Gainward GeForce RTX 4070 Ti Phoenix 150,000円前後
Gainward GeForce RTX 4070 Ti Phantom Reunion 150,000円前後
PNY GeForce RTX 4070 Ti 12GB XLR8 Verto 170,000円前後
Palit GeForce RTX 4070 Ti GameRock Premium 154,000円(ドスパラ)
Palit GeForce RTX 4070 Ti GamingPro 149,800円(ドスパラ)
  • ASUSの「ROG-STRIX-RTX4070TI-O12G-GAMING」。2,790MHzと高速なOCモデルだ

  • GIGABYTEの「GV-N407TAERO OC-12GD」。クリエイター向けのホワイトモデルだ

  • ELSAの「GeForce RTX 4070 Ti Erazor」。2スロット厚のコンパクトなモデルだ

  • ZOTAC「GeForce RTX 4070 Ti AMP Extreme AIRO」。曲線のデザインが特徴的

Antecから裏配線しやすいミドルタワー

Antecの「P20C」「P20CE」は、冷却性とカスタマイズ性に優れたミドルタワーケースだ。メッシュパネルのフロントには、トリプルファンを搭載。8カ所のケーブルホールと幅広な裏配線スペースを備え、効率的なケーブルマネジメントが可能だ。サイドパネルは、P20Cが強化ガラス、P20CEがスチールで、価格は14,500円前後と14,000円前後。

  • Antecの「P20C」。フロントには、着脱が簡単なダストフィルタも備える

  • 裏配線スペースは最大で23mm幅。ケーブルが多くてもスマートに収納できる

CPU/GPU温度を表示可能なミドルタワー

DeepCoolの「CH510 Mesh Digital」は、フロント上部に小型ディスプレイを備えたミドルタワーケース。この画面には、CPU/GPUの温度を表示可能で、システムの状況を簡単に把握することができる。フロントとトップはメッシュ仕様で、エアフローにも優れる。サイドの強化ガラスはマグネット式で、ネジでの固定も可能だ。価格は14,000円前後。

  • DeepCoolの「CH510 Mesh Digital」。フロント上部に小型ディスプレイがある

  • 電源シュラウドカバーの上など、内部には最大9個の12cmファンを搭載可能だ

なんと8型液晶内蔵のmicroATXケースも

JONSBOの「D31 Screen」は、フロントに8インチ液晶を備えたmicroATXケース。画面の解像度は1,280×800で、ミニHDMI端子から映像を出力できるという。小型ケースながら、36cmラジエータの搭載にも対応する。フロントパネル(通常/メッシュ)、カラー(ブラック/ホワイト)のバリエーションがあり、オリオスペックでの価格は24,090円~26,290円。

  • JONSBO「D31 Mesh Screen」のシステム実装例。フロントはメッシュ仕様だ

  • こちらは「D31 STD Screen」。フロントがソリッドタイプとなる点が違う

USB給電で簡単に使えるレベルメーター

上海問屋にて、「ヘッドフォンスタンドにもなるUSBオーディオレベルメーター」が新発売。内蔵マイクで周囲の音を検知して、LED表示が上下に動く様子を楽しめるというもので、ゲーミング環境の雰囲気を演出するのに良いだろう。目盛線ありタイプ(DN-916203)と目盛線なしタイプ(DN-916204)があり、価格はどちらも2,780円。

  • 上海問屋の「ヘッドフォンスタンドにもなるUSBオーディオレベルメーター」

  • こちらは目盛線なしタイプ。高さは284mmで、機能は両タイプで違いは無い