NTTドコモは9月12日より、ソニー製5Gスマートフォン「Xperia 1 IV SO-51C」を5G SAに対応させるソフトウェアアップデートの配信を開始した。
「Xperia 1 IV SO-51C」は5月11日に発表され、6月3日に発売されたソニーの最新フラグシップモデル。CPUにQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、望遠カメラに光学式のズームレンズを装備している。
今回のアップデートは、両機種を8月23日に発表された、スタンドアローン方式の5Gスマートフォン向けオプション「5G SA」に対応させるためのもの。「5G SA」は5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と5G基地局を組み合わせた、いわば「真の5G」ともいえるサービスで、ドコモの5G対応料金プランのうち、「5Gギガホ プレミア」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」「ahamo」「はじめてスマホプラン(5G)」「U15はじめてスマホプラン(5G)」のオプションとして提供される。月額料金は550円で、当面は終了時期未定の無料キャンペーンにより本オプションの月額料金が無料で利用できるが、利用にあたっては申し込みが必要。
5G SAへの対応により、受信最大4.9Gbps、送信最大1Gbpsの高速通信が利用できるようになる。あわせてセキュリティの更新が行われ、セキュリティパッチレベルが2022年8月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2022年8月」を参照のこと。また、製品をより快適に利用できるようにするための品質改善も含まれる。
更新時間は約12分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「64.0.C.11.8 release-keys」となる。