日本エイサーは8月31日、裸眼でも3D立体視に対応する独自機能「SpatialLabs」をサポートする15.5型ディスプレイ「Acer SpatialLabs View Pro」「Acer SpatialLabs View」を発表した。10月下旬から発売を予定しており、価格はいずれもオープンプライス。メーカー想定売価は前者が300,000円前後、後者が250,000円前後。

  • 「Acer SpatialLabs View Pro」「Acer SpatialLabs View」

3Dメガネ等の周辺機器を別途必要とせず、単体で3D立体視に対応するというディスプレイ製品。製品本体上部に専用カメラを搭載しており、目と顔の動きを認識してトラッキング。ディスプレイ表面に光学レンズを備え、左右の目に見せるためのイメージセットをそれぞれ作成することで、3Dでの画面表示を行えるという。2Dモードも選択可能。美術館やショールームなど、さまざまなシーンでの3Dコンテンツ利用を後押しするとしている。

仕様としては両製品ともに4K解像度(3,840×2,160ドット)で、Adobe RGBを100%カバーする色再現性を備えている。3Dの立体表示には専用アプリや強力なグラフィックス性能が必要で、詳細は製品ページに詳しい。