インディーゲーム開発者のAVOS'さんが、歴史的な作家が殴り合うという格ゲー「Write 'n' Fight」を、8月23日より配信開始した。PC用ゲームプラットフォームのSteamで配信されており、価格は税込1,320円だ。アニメ「文豪ストレイドッグス」のような世界観の作品だ。

  • 世界文豪バトルな格ゲー「Write 'n' Fight」配信開始、ネット「ドストエフスキー卑怯だろwww」

    「Write 'n' Fight」。面白そうにゲームだが、現在時点での評価を見ると、バグが多く、まともに遊べないそうだ。でも面白そう

「Write 'n' Fight」は、世界中の歴史的な作家が、彼らの作品にインスパイアされたアリーナで、拳や足を使って(ドストエフスキーは斧を持って)戦う格闘ゲームだ。また、各キャラクターは、「magic」と呼ばれるものを発動すると、短時間の間、作家の作品にちなんだ強化状態となる。クトゥルフ神話のラヴクラフトは触手が伸びて攻撃できたりする。このほか、デンジャーゾーンと呼ばれるゾーンに入ってしまうと、一発ノックアウトとなるようだ。

この格闘ゲームに参戦する作家は、「羅生門」などで知られる芥川龍之介や、「ハムレット」のウィリアム・シェイクスピア、「星の王子さま」のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ、「罪と罰」もフョードル・ドストエフスキーなどなど。総勢15名の文豪が参戦している。

ゲームモードもいくつかあるようで、超人的な反射神経を訓練するための「2倍速モード」、あらかじめ一連のコマンドを入力しておき、ターン制で答え合わせをするような「預言者モード」、ピクセル化されたグラフィックの「レトロモード」、AIが戦うのを観戦する「I know Kung Fooモード」がある。

ネット上では「実質文豪ストレイドッグスの格ゲーやん」「ドストエフスキー卑怯だろwww」「シェークスピアが最強すぎる」「ゲームが正常に動作しない不具合に対して公式の回答が『疲れたプログラマーによって誤ってパッケージ化された』で草」などの声が寄せられた。