オトモアは、テレビの音を家中で聴けるという“お手元テレビスピーカー”「OTOMS(オトムス) 快テレ君 VS-T300」を7月下旬に発売する。価格は27,280円。

  • OTOMS 快テレ君 VS-T300

片手に収まるコンパクトサイズながら、DECT方式(1.9GHz帯)のワイヤレス受信に対応したことで電波干渉を受けにくく、最大到達距離約100mを実現しているのが特徴。送信機とテレビスピーカーで構成し、スピーカー側には充電池を内蔵。「キッチンで料理をしながら、部屋の片づけをしながらなど、家中どこでも使える」とする。

  • テレビスピーカー(受信機)と送信機がセットになっている

  • 使用イメージ

DECT方式は、電子レンジや無線LANで使われる2.4GHzの周波数帯域と異なるため電波干渉を受けにくく、広い範囲で使用可能。約20msと低遅延なのも特徴で、映像と音声のズレを感じにくく自然に楽しめるとする。

送信機には最大10台までのVS-T300のスピーカーを接続でき、たとえばリビングのテレビを見通せるキッチンに加え、和室でも同時に使うといった使い方もできるという。

人の声の帯域を強調する「はっきり音」機能も装備。テレビの音量を上げたくない場合や、聞こえに自信がなくなって音量を上げがちな人でも、ボタン操作でニュースやドラマのセリフを聞き逃さず楽しめるとする。シンプルなボタン類と大きなボリュームノブを採用し、直観的に操作しやすいデザインに仕上げた。

  • スピーカー(受信機)の上面

スピーカー(受信機)には50mm径スピーカーユニットを内蔵し、最大出力はモノラル1W。連続再生時間は最大約10時間で、充電には最大5時間かかる。本体サイズは151×71×83mm(幅×奥行き×高さ)、重さは260g。送信機の入力は3.5mmステレオミニで、付属のACアダプターで動作する。本体サイズは65×52×23mm(同)、重さは約40g。

オトモアはヒアリングデバイスの企画・開発・販売とAI/IoT関連技術を応用したソリューション事業を柱とし、2021年に設立した企業。パイオニアで聞こえサポート商品をはじめ、オーディオ・ビジュアル商品の企画・開発・販売ならびにAI/IoTソリューションビジネスなど業務用ビジネスに携わった社員で構成し、音に関わる長年の経験と技術を有する。

2022年4月には、パイオニアが保有する集音器の愛称「femimi(フェミミ)」と、テレビスピーカーの愛称「快テレ君」の商標使用権を取得。オトモアが手がける商品にこれらの愛称を使った商品の導入準備を進めていた。