ソニーは、ネックバンド型のワイヤレスイヤホン「WI-C100」を6月24日に発売する。独自の高音質化技術「DSEE」搭載で、アプリからのサウンド調整にも対応。価格はオープンプライスで、店頭価格は5,000円前後を見込む。カラーはブラック、ホワイト、ベージュ、ブルーの4色。

  • 「WI-C100」

  • ブラック、ホワイト、ベージュ、ブルーの4色

最大約25時間音楽を聴けるロングバッテリーが特徴(従来の「WI-C310」「WI-C200」は最大15時間)。クイック充電に対応し、10分の充電で60分音楽を再生できる。約3時間でフル充電が可能だ。充電端子はUSB Type-C。

  • 充電端子はUSB Type-C

エントリーモデルながら「DSEE」を備え、音楽ストリーミングサービスなどの圧縮音源もクリアなサウンドで聞けるようにした。また、ソニーのワイヤレスオーディオ機器と連携するスマートフォン用アプリ「Sony|Headphones Connect」に対応し、イコライザーで自分好みのサウンドに調整できる。

CCAWボイスコイルを採用した、9mm径の密閉ダイナミック型ドライバーユニットを搭載。マグネットには磁束密度の高いネオジムを採用することで、クリアな音質を実現する。また、中音域のレベルを上げて、全帯域バランスよく聞こえるように調整した。

  • 9mm径ドライバーユニットを搭載

  • WI-C100を装着したところ

イヤホン本体はIPX4防滴対応。ネックバンド部分に操作ボタンを備え、曲の再生・停止などが行える。ボタンを凸形状にしたことで手探りでも操作しやすく、クリック感も向上した。内蔵マイクでハンズフリー通話も可能。対応デバイスと接続した場合、音声アシスタントも呼び出すことができ、iOSデバイスではSiri、Android端末はGoogleアシスタントに対応する。コーデックはSBC、AACをサポートする。マルチポイント接続には非対応。

  • ネックバンド部分のコントロールボックス

このほか、独自の立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio」の認定モデルになっており、薄型テレビ「BRAVIA XR」とワイヤレストランスミッターを組み合わせると、対応コンテンツで360立体音響体験も楽しめる。

重さは約20g。SS、M、Lの3サイズのイヤーピースが付属する。充電用のUSB Type-Cケーブルは別売。