4月8日、千葉県四街道市で信号のない横断歩道で一時停止した車に、お礼をする取り組みが行われたのだが、ネット上では賛否がわかれたようで、様々な声が集まっている。

賛否の元となったのは、入学式を終えたばかりの新1年生、およそ200人が実際の横断歩道を使い、一時停止した車にお礼をする取り組みを実施したとANNニュースが報じたというもの。「止まってくれた車の運転手さんにお辞儀します。」と警察官が説明し、「(ドライバーが)喜んでくれるかなって。これからも(お礼を)続ける、止まってくれたら」と小学生。千葉県四街道市は、双方の思いやりで意識変化を期待し、この取り組みを進めているとのこと。

ネット上では「法的には停まるのが当然だが、長野では停まった車にお礼をする慣習がずっとあり、そうして育った子供が運転するときにまた停まるようになる。」「俺も手をあげたり、ペコリしたりするよ?止まってくれたら嬉しいし、ありがたいじゃん?」との賛成の声が上がっていた。

一方で「なんで子供に頭下げさせるんだ?信号のない横断歩道は歩行者優先なのに。」「道路の途中で止まって、頭下げて周囲を見えなくするなんて、危険極まりないです。」との反対の声も上がっている。

思いやりの気持ちとルールの受け取り方に、人によって内心では考え方の違いが出たかっこうだが、どちらにせよ、理屈よりも子供たちの安全こそを第一に考えた取り組みを続けていくべきだろう。