NTTドコモは3月8日、ソニー製5Gスマートフォン「Xperia 1 III SO-51B」「Xperia 5 III SO-53B」向けに、Android 12へのOSアップデートを提供開始した。
主な更新内容としては、クイック設定パネルや通知など一部画面のデザインが変更されるほか、カメラ・マイク・位置情報などへのアクセスを明確にするプライバシー機能、1画面に収まりきらない表示もまとめて撮れる「スクロールスクリーンショット」など、Android 12標準の新機能が反映される。
ソニー独自の新機能としては、カメラアプリ「Photo Pro」がリモート操作に対応。先行対応しているXperia PRO-Iと同様に、シューティンググリップ「GP-VPT2BT」やワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」からの操作に対応する。あわせて、Photo Proアプリのメニューカスタマイズや表示設定も改良される。
このほか、「低温時にカメラを起動すると誤ったエラーメッセージが表示される場合がある」という事象が改善される。更新時間は約18分(※端末本体で実施した場合)。連携ツール「Xperia Companion」をインストールしたパソコン経由での更新も可能。更新後のビルド番号は「61.1.C.0.398」となり、2022年1月のAndroidセキュリティパッチが適用される。