カシオ計算機は2月24日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品となる「GMW-B5000MB」を発表した。3月11日に発売し、価格は77,000円。熱烈なG-SHOCKファンの間で登場が噂されていたモデルだ。

メタルの強さ、こだわりの黒

  • ホーニング仕上げ再び!「GMW-B5000MB-1JF」

G-SHOCK初号機のフォルムを受け継ぐフルメタルオリジン「GMW-B5000」をベースに、凝りに凝った外装仕上げでG-SHOCKのイメージカラーであるブラックの表現を追求している。

2022年1月発表の「MIDNIGHT FOGシリーズ」でも使用されたホーニング加工を基軸に、部分ごとに鏡面仕上げとヘアラインを使い分け、ブラックIPで仕上げている。

  • ベゼルの加工順

  • ホーニング加工の前と後

一方、トップベゼルはその後にブラックIPを削るようにヘアラインの研磨で仕上げた。部分ごとに異なる黒の深みや風合いと同時に、ステンレス地の力強さも楽しめる個性的なデザインだ。なお、トップベゼルの金属地との調和を考え、ブラックIPはGMW-B5000GD-1JFよりも一段階明るい色味を採用したとのこと。

  • トップベゼルの仕上げ前と後

  • 表面処理を駆使した美しいベゼル天面

  • ブラックIPとヘアライン仕上げのコントラストが見どころだ

  • ケースの構造。2段目のパーツはファインレジンの緩衝材

また、耐摩耗性に優れるDLC(Diamond-Like Coating)処理のスクリューバック、斜めからでも時刻表示が判読しやすいSTN液晶など、仕様も贅沢。機能面では、マルチバンド6対応の電波時計をはじめ、Bluetoothによるモバイルリンク機能(専用アプリ「G-SHOCK Connected」を使用)、タフソーラー駆動、スーパーイルミネーター、残照機能付き)を搭載する。サイズは49.3×43.2×13.0mmで、重さは167g。

  • GMW-B5000MBのおもな仕様(クリックで拡大)