NTTドコモ モバイル社会研究所は2月2日、歩行中のスマートフォン・携帯電話の使用マナーについての調査レポートを発表した。2020年1月と2021年1月に実施したオンライン調査の結果に基づくもので、調査対象は日本全国の15~79歳男女。
2020年~2021年で10代・20代の「歩きスマホ」はわずかに減少
歩行中のスマホ・ケータイの使用状況、つまり「歩きスマホ」率を年代別に集計すると、2020年と2021年で全体としては大きな変化は見られなかったが、10代は6.7ポイント、20代は2.2ポイント現象した。
最も多い年代は20代で66.9%、次いで30代が58.7%、10代が57,0%。10~30代は依然として過半数が歩きスマホをしているという傾向に変化はない。
40代以上では男性の「歩きスマホ」率が高い
年代に加えて性別でも比較してみると、10代~30代では男女数ポイント差で有意な差はなく、40代・50代では男性の方が10%以上歩きスマホ率が高いという結果になった。
この結果と対応するように、「他人の歩行中のスマホ・ケータイ使用が気になる」と回答した人の割合は全年代で女性が上回っている。