第2セッションは「仮想化基盤とDevOps」と題し、IIJ クラウド本部の田中正規氏が登壇した。

  • IIJ クラウド本部 クラウドサービス1部課 SRE 田中正規氏

近年人気の開発手法であるDevOpsだが、田中氏は本来開発(頻繁な変更)と運用(安定性の向上)は相反する要素であり、これをある程度妥協して両立させる手法として提唱されたのがDevOpsだと指摘する。

クラウドネイティブとDevOpsは相性が非常にいいが、問題はオンプレミスでのDevOpsだ。田中氏はオンプレでのDevOpsにはクラウドとは異なる方針が必要だと指摘し、実現のために必要なものとして5つの要素を挙げた。この辺りは開発の指針なども含めて丁寧に紹介してくださっているので、興味のある方はぜひ録画で確認していただきたい。

  • オンプレミスでのDevOpsは不可能ではないと指摘する田中氏

クラウドからオンプレミスへの回帰がブームとなっているが、こうした環境でも柔軟な開発手法としてDevOpsを実現したいという声は少なくないはず。こうした問題に悩んでいる方はぜひ参考にしてほしい。