Acerは、第12世代Intel Coreプロセッサを採用したノートPC「Swift」シリーズの新モデルを発表した。

Swift X

  • 14型または16型のノートPC「Swift X」

Swiftシリーズの上位モデルとなるSwift Xの最新モデル。ディスプレイサイズが14型と16型の2モデルをラインナップする。

CPUに第12世代Intel Coreプロセッサを採用するとともに、ディスクリートGPUとしてGeForce RTX 3050Tiを搭載するモデルも用意するなど、パフォーマンスを大幅に強化。しかも、59枚のファンブレードを持つ大型冷却ファン×2基と銅製ヒートパイプ×2本を用いた高性能な冷却システムに加えて、キーボード部分にも吸気口を設けて冷却性能を高め、CPUやGPUの性能を最大限引き出すとしている。

そのうえで、ボディは17.95mmの薄さで約1.4kgと軽量。ボディ素材はアルミニウム合金で、優れた剛性も確保している。

ディスプレイは、14型モデル、16型モデルともアスペクト比16:10のIPS液晶パネルを採用。表示解像度は14型が2,240×1,400ドット、16型が2,240×1,400ドットまたは2,560×1,600ドット。いずれもsRGBカバー率100%の広色域と400nitsの高輝度を持つ。ナローベゼルによって、画面占有率は最大92.22%に達している。

そのほか、メモリは最大16GB LPDDR5、内蔵ストレージは最大2TB PCIe Gen4 SSD、無線LANは6GHz帯域をサポートするWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)。フルHD(1,920×1,080ドット)対応のWebカメラと、AIノイズキャンセル機能搭載マイク、Windows Hello対応の指紋認証センサーなども搭載する。外部ポートは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen1×2、HDMI 2.0など。OSはWindows 11で、Intel Evoプラットフォームに準拠する。発売時期及び価格は未定。

Swift 5

  • 14型モバイルノートPC「Swift 5」

軽量モバイルノートのSwit 5にも、第12世代Intel Coreプロセッサの新モデルが登場。アルミニウム合金でCNC加工のユニボディは、重さ約1.18kg。ボディには銀イオン抗菌加工も施される。

ディスプレイは、アスペクト比が16:10、表示解像度QHD+の14型IPSタッチ液晶だ。ディスプレイベゼルが狭められ、画面占有率は92.22%。ディスプレイ表面にはCorning Gorilla Glassを採用している。

メモリはLPDDR5、内蔵ストレージは最大2TBのPCIe Gen4 SSD。外部ポートは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen1、HDMIなどを備える。OSはWIndows 11、Intel Evoプラットフォームに準拠する。こちらも発売時期及び価格は未定。