Campfire Audio、暗闇で光る新イヤホン「Holocene」、「Mammoth」

ミックスウェーブは、米Campfire Audioのユニバーサルイヤホン新製品として、暗闇で光るギミックを採用した「Holocene」と「Mammoth」を12月24日に発売する。価格はオープンプライス。店頭価格は、Holoceneが74,900円前後、Mammothが64,900円前後を見込む。

Holocene

Mammoth

どちらもCampfire Audio独自のソリッドボディ設計を採用しながら、イヤホン本体のブランドロゴやイヤホンケーブルのコネクタ、プラグ部、イヤホンケースなどのさまざまなパーツに蓄光加工を施し、暗闇で光るようにした。「リラックスしながら心地よく音楽を楽しもう」という思いをギミックとして込め、“音楽を目で見て楽しむ”ことを提案している。

蓄光加工を施し、暗闇で光るギミックを採用

Holocene(ホロシ−ン)

バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを低域×1、中域×1、高域×1の計3基搭載。Campfire Audioを代表するロングセラーモデル「Andromeda」(2016年発売、実売141,280円前後)には手が届かないというオーディオファンに提案するイヤホンとして、「フラット寄りでありながら、高域に少しだけアクセントを持たせた」というサウンドチューニングを施し、Andromedaのように「スピード感のあるリッチなサウンドと、音源が持つディテールを逃さない高い解像度」を両立させたとする。

Holocene

シンプルな設計を可能にする、独自開発のソリッドボディ設計を採用。音導管やアコースティックチャンバーなどのパーツを単一のコンポーネントとして設計し、複雑なコンポーネントを3Dプリンターで精密に成型することで、正確なサウンドチューニングを追求した。イヤホン本体はアルマイト加工処理を施したアルミニウム製で、ノズルはステンレススチール製。

Holoceneの内部構造

イヤホン側にベリリウム銅加工のMMCX端子を装備し、リケーブルに対応。付属の「Smoky Glow Litz Cable」(長さ約120cm)は、純銅銀メッキ導体を採用したツイストデザインのケーブルで、MMCXコネクタとプラグの両方にグロー・イン・ザ・ダーク加工を施し、暗闇で光るデザインで「使っていて楽しくなるようなケーブル」に仕上げた。イヤーガイドには熱処理で癖をつけたスリーブを採用し、軽量化を図っている。入力は3.5mmステレオミニ。

Smoky Glow Litz Cableが付属

周波数特性は5Hz～20kHz、入力感度は94dB SPL、インピーダンスは5.4Ω。Mesh IEM Bagのほか、シリコン、フォーム、E-Typeのイヤーピースなどが付属する。

Holoceneには、海洋プラスチックをアップサイクルした素材を使い、ポルトガルの工房で職人の手によって生産した「Epoch SEAQUAL YARN Earphone Case」を同梱。プラスチック汚染から海を守る活動をしているSEAQUAL INITIATIVEのサポートによるもので、ひとつひとつ見た目が異なる幾何学図形をあしらったポップでカラフルなデザインを採用し、蓄光素材を使った新開発のジッパーを装備する。

同梱のケース「Epoch SEAQUAL YARN Earphone Case」

Mammoth(マンモス)

中域と高域にBAドライバーを計2基、低域に10mmバイオセルロース振動板のダイナミックドライバー1基を採用したハイブリッド構成のユニバーサルイヤホン。凍てつくツンドラの中で眠るマンモスにインスピレーションを得て、「壮大で力強くマッシブなサウンド」に仕上げたという。

Mammoth

3Dプリンターでパーツを精密に成型する、独自のソリッドボディ設計を採用。アコースティックチャンバーとリアポートを最適化し、正確なサウンドチューニングを追求している。イヤホン本体はアルマイト加工処理を施したアルミニウム製で、ノズルはステンレススチール製。MMCXリケーブルに対応し、イヤホン側にベリリウム銅加工のMMCX端子を装備する。