スマートフォン必携のこの時代、友人・知人に目的地や待ち合わせ場所を知らせるとき、地図アプリは欠かせません。アプリで目的地を表示し、その情報を共有(メールやSNSの機能で送信)すればOKです。しかし、それは同じアプリを利用していることが大前提、アプリが違えば状況も多少変わります。
たとえば、待ち合わせ場所をiOS標準のマップアプリからメールで知らせるとします。住所と施設名、地図を画像化したものが送信されるので、メールを受信した側は待ち合わせ場所をひと目で理解し、「"マップ"で表示」というリンクをタップすればマップアプリで表示されます。送信側とほぼ同じ情報を参照できるため、ルート案内などの作業にも使えます。
メールを受信した側がAndroidなどiOS標準のマップアプリがない場合でも、ほぼ同等の処理が可能です。メールに表示された「"マップ"で表示」ボタンをタップすると、Appleのマップ表示用サーバ(https://maps.apple.com)を経由し、iOSのマップアプリとほぼ同じレイアウトで地図が表示されます。
ここで表示される施設情報は、FOURSQUAREのレートや営業時間、評価とレビューなどiOSのマップアプリのものとほぼ同様ですが、機能的には完全に同じではありません。「よく使う項目」への登録や写真の追加といった機能はiOS/macOSのマップアプリ専用で、AndroidなどApple製品以外の環境では利用できません。
ただし、Androidで受信した場合には、Google Mapsアプリを利用したルート案内ができるよう配慮されています。施設名の下に表示される大きな「経路」ボタンをタップすれば、Google Mapsが起動し、現在地から施設までのナビゲーションが開始されるはずですよ。
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Androidユーザにマップアプリの情報を送るとどうなる?
