Twitterの名前検索で自分のアカウントがバレるのを防ぐ方法
結論から申し上げると、Twitterで自分のアカウントを検索結果に出てこないように設定することは残念ながらほぼ不可能です。自分のアカウントを検索する相手が特定できていれば、そのアカウントをブロックすることで対応できますが、不特定の相手から防ぐことは困難です。
非公開アカウント(鍵垢)に設定してもダメ
通称「非公開アカウント(鍵垢)」に設定しても、自分のツイートに対する閲覧は制限できますが、アカウントの存在を隠すことはできません。なぜなら、Twitterにあるのは「ツイートを非公開にする」機能であって、「アカウントを非公開にする」機能は用意されていないからです。「非公開アカウント」という呼び方はユーザー間で使われているスラングであって、Twitterの公式情報には出てこない用語なのです。
※Twitterアプリのバージョンによっては、「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」と進んだ画面に「ツイートを非公開にする」の設定項目があります。
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Twitterで非公開アカウント(鍵垢)に設定する方法
アカウント名を変えたり、空白にしても不安は残る
アカウント名を変えたとしても、ユーザー名で検索されれば、新しいアカウント名も簡単に割り出されてしまいます。したがって、検索から発見される可能性をできるだけ低減するには、アカウント名とユーザー名を同時に変更する必要があります(※)。
※それでも、ユーザーIDがバレている相手には発見される可能性があります。
解決策になるか微妙ではありますが、Twitterのアカウント名に特殊な記号を登録して空白に見せる方法もあります。ただし、ユーザー名がバレている相手にはこれも無効です。
電話番号やメールアドレスからの検索を回避する方法
名前検索とは関係ありませんが、自分のアカウントを検索されたくなければ、Twitterの設定で「見つけやすさと連絡先」の項目をオフにしておくことをおすすめします。これにより、自分のメールアドレスや電話番号を知る人に対して、Twitterアカウントの存在が簡単にはバレにくくなります。
まとめ
Twitterアカウントを名前から検索する方法、特定アカウントのツイートに限定して検索する方法、自分のアカウントが検索結果に出ないようにする方法、大きくこれら3つのパートに分けて解説してきました。Twitterの検索テクニックがわかってくれば、情報収集効率が確実に向上します。以下、この記事の大事なポイントをまとめます。
- Twitterでアカウントを検索するときは、結果画面の「ユーザー」タブを開くと便利
- 検索キーワードに「from:@ユーザー名」のコマンドを追加すると、特定アカウントのツイートだけを検索できる
- 逆に、「-from:@ユーザー名」のコマンドを追加すると、特定アカウントのツイートを除外できる
- 非公開アカウント(鍵垢)に設定しても、名前検索でアカウントの存在はバレる
- アカウント名を変更しても、ユーザー名で検索される可能性がある