Twitterの「見つけやすさと連絡先」とは
Twitterには「見つけやすさと連絡先」という設定項目があります。この設定項目は「友だちを見つける」機能と密接に関連します。
「見つけやすさ」の項目では、他のユーザーが「友だちを見つける」機能を使ったとき、あるいはスマホの「連絡先」をTwitterと同期したときに、自分のメールアドレスや電話番号が検索対象となることを許可するか/許可しないかを設定できます。
電話番号やメアドからTwitterアカウントがバレないようにする方法
自分のメールアドレスや電話番号から、自分のTwitterアカウントを検索されたくない場合は、「見つけやすさ」の各項目をオフに設定します。オフに設定すれば、自分のメールアドレスや電話番号が勝手に照合されて、「おすすめアカウント」として他のユーザーに表示されることはありません。設定手順は次の通りです。
「見つけやすさ」は、なぜデフォルトでオンなのか?(監修者補足)
Twitterアカウントを新規作成すると、「見つけやすさ」の項目はデフォルトで(標準で)オンに設定されています。新規作成の途中でオフに変更できるのですが、登録ウィザードの表には出ていないオプション設定のため、見逃すユーザーが大半だと思われます。とくに秘密のサブアカウント(裏垢)を作るときには注意してください。
ちなみに、2021年5月にこの設定が知らないうちにオンになっていたという騒動がTwitter上で起きました。また、2022年10月にも同じように「見つけやすさと連絡先」の項目が勝手にオンにされていたという報告が多数ツイートされました(関連記事)。オフにしているつもりでも、あらためて設定を確認することを推奨します。
まとめ
Twitterの「友だちを見つける」機能を使って電話番号やメールアドレスからアカウントを検索する方法、逆に「友だちを見つける」から検索されないようにする方法について解説してきました。「友だちを見つける」をTwitterの輪を広げる便利な機能と捉えるか、プライバシーを阻害する迷惑な機能と捉えるかはユーザー次第です。
探す側として「友だちを見つける」を使う際は、確実に見つけたいアカウントが出てくるとは限りません。ピックアップされたアカウントが本当に知り合いのものか、ひと呼吸を置いて考察することをオススメします。
また、いつ自分が探される側になるかはわかりません。リアルな知り合いに自分のアカウントの存在がバレることを避けたいなら、そもそも電話番号を登録しない、誰にも知られていないメールアドレスをTwitterの登録に使うという手もありますが、まずは「設定とプライバシー」の「見つけやすさと連絡先」を確認しましょう。