Apple M1 Proは、CPUに2つの高効率コアと8つの高性能コアを搭載し、GPUには2,048EUの16コアを組み合わせる同社独自SoC「M1」シリーズの新チップ。M1同様にメモリをチップ上に統合している点が特徴で、帯域幅を拡張してM1チップの約3倍となる200GB/sを達成。LPDDR5を採用しており、メモリインタフェースは256bit。最大32GBまで搭載できるという。
Apple M1 Proが登場
ベースとなるM1のアーキテクチャを継承し、拡張した高性能モデル
メモリインタフェースを2倍に、LPDDR5を採用して高速化
帯域幅は最大200GB/sへ
チップ上にメモリを統合する「ユニファイドメモリ」は最大32GBの搭載に対応
5nmプロセス採用も「M1」と共通
トランジスタ数は約337億個へ
M1の2倍以上に。ちなみにM1は約160億個搭載している
CPUは2つの高効率コアと8つの高性能コアを統合する10コア仕様
GPUは2,048EUを搭載する16コア仕様
CPUはM1比70%高速
GPUは最大2倍高速になる
M1 Pro概要
Apple M1 Max
Apple M1 Maxは、CPUに2つの高効率コアと8つの高性能コアを搭載し、4,096CUの32コアGPUを組み合わせて、グラフィックス性能をさらに強化した「M1」シリーズ最上位チップ。チップ上にメモリを統合する「ユニファイドメモリ」は4チップ構成になり、メモリインタフェースは512bitへとさらに拡張。LPDDR5を採用し、最大64GBの搭載に対応する。メモリ全域をGPUメモリとしても利用できるため、大半のハイエンドグラフィックス製品よりも大きなGPUメモリを利用できる点が特徴。GPUパフォーマンスはM1比で最大4倍まで高まるという。