米Microsoftが9月22日にオンラインイベントを開催すると発表した。開始は東部時間(ET)の午前11時(日本時間:9月23日午前0時)。告知ページにSurface Proと思われるデバイスの画像を掲載。デバイスと「Windows 11」について語ると予告している。

告知ページには「Join us to see what's next for Windows」と書かれている。これは今年6月に"次世代Windows"としてWindows 11を発表したイベントの時にも用いていたフレーズであり、イベントでは10月5日にリリースするWindows 11がプリインストールされたSurfaceデバイスの発表が行われそうだ。

噂ではSurface Pro、Surface Go、Surface Bookなどの名前が挙がっている。Windows 11の最小システム要件以上のPCならWindows 10からアップグレードできるが、Windows 11の機能・性能を完全に引き出すには固有の要件を満たすハードウェアが必要になる。モダンなPC体験を実現するWindows 11を前提にMicrosoftがデザインしたSurfaceデバイスがどのようなものになるかが注目点になる。

Windowsデバイスではないが、2画面デバイス「Surface Duo」の第2世代モデルが登場する可能性も指摘されている。今年6月に新世代のSurface Duoと思われるデバイスのリークがあり、その信ぴょう性の議論が広がった。Microsoftは米国のMicrosoft Storeにおいて、1,399.99ドルのSurface Duoを699.99ドルで販売している(9月1日時点)。在庫整理とも見られる値下げから、MicrosoftがSurface Duoを継続するなら新モデル登場は近いと見られている。

2021年4〜6月期決算の発表においてMicrosoftは、半導体不足の影響がサプライチェーンに及び、Surfaceデバイスの供給が制限されたことを明かした。半導体不足は年内に底を打つかどうかという状況であり、Windows 11でさらに高まりそうな年末の需要への対応も注目される。