iPhoneのホーム画面は、以前より格段にカスタマイズの幅が広がりました。ケースや壁紙とコーディネートして、カスタムアイコンやウィジェットでおしゃれなホーム画面にアレンジしてみましょう。

  • おしゃれなiPhoneのホーム画面(例)

    アプリのアイコンと「ウィジェット」をカスタマイズしたホーム画面のアレンジ例

アプリのアイコンをカスタマイズする方法

iPhoneのアプリアイコンは、基本的にユーザー側で変更することはできません。ではどうやってアレンジするかというと、iPhoneに入っている「ショートカット」アプリで、アプリアイコンの"代役"をホーム画面に配置する方法を使います。

「ショートカット」アプリで"代役"の準備をする

「ショートカット」アプリで、"代役"を設定するためのショートカットを作成します。1つのアプリごとに1つのショートカットを作っていく必要があります。ここでは「カメラ」アプリを例に説明します。

  • 「ショートカット」アプリで準備する手順1

    ホーム画面にある「ショートカット」アプリを開きます。次に、「マイショートカット」タブを開き、右上の「+」をタップします

  • 「ショートカット」アプリで準備する手順2

    「アクションを追加」→「スクリプティング」→「Appを開く」の順にタップします

  • 「ショートカット」アプリで準備する手順3

    薄い水色の「選択」をタップして、アプリのリストから「カメラ」を選択します。「カメラを開く」と表示されていたらOKです。右上の「次へ」をタップします

  • 「ショートカット」アプリで準備する手順4

    「ショートカット名」の欄に「カメラを開く」(他の言葉でも可)と入力し、「完了」をタップ。これで「カメラ」用のショートカットができました

次に、このショートカットにカスタムアイコンを設定して、ホーム画面に配置します。その方法には2つのパターンがあります。

  1. 「ショートカット」アプリ内の素材で作成して配置する方法
  2. お好みの画像・素材をアイコンにして配置する方法

それぞれ順番にご紹介します。

1)「ショートカット」アプリでカスタムアイコンを作成して配置する

「ショートカット」アプリに用意されている素材を使う方法です。

  • 「ショートカット」アプリでカスタムアイコンを作成して配置する手順1

    先ほど作成した「カメラを開く」の「…」をタップ。編集画面が開いたら右上の「…」をタップします。続いて、詳細画面で「カメラを開く」のアイコンをタップします

  • 「ショートカット」アプリでカスタムアイコンを作成して配置する手順2

    カラー選択画面でお好みの色をタップします。「グリフ」タブに切り替え、お好みのグリフ(アイコン用のイラスト)を選択して「完了」をタップします

  • 「ショートカット」アプリでカスタムアイコンを作成して配置する手順3

    「ホーム画面に追加」→「追加」の順にタップします。「完了」をタップして元の画面に戻ります

  • 「ショートカット」アプリでカスタムアイコンを作成して配置する手順4

    ホーム画面に先ほど設定したアイコンが配置されています。タップすると、カメラアプリが開きます

2)お好みの画像や写真をアイコンにして配置する

アイコン用のフリー素材やお好みの写真をアイコンに設定することもできます。

  • お好みの画像や写真をアイコンにして配置する手順1

    アイコンに使う素材はあらかじめ「写真」アプリや「ファイル」アプリ内に保存しておきましょう。今回は「写真」アプリ内に素材を揃えました

  • お好みの画像や写真をアイコンにして配置する手順2

    「ショートカット」アプリを開き、「カメラを開く」の「…」→編集画面右上の「…」→詳細画面の「ホーム画面に追加」の順にタップしていきます

  • お好みの画像や写真をアイコンにして配置する手順3

    「ホーム画面の名前とアイコン」枠にあるアイコンをタップして、「写真を選択」を選択。ライブラリが開いたら、用意しておいた素材を選びます。次に、サイズを調整して「選択」をタップします

  • お好みの画像や写真をアイコンにして配置する手順4

    ホーム画面に表示させたい名前を入力します。最後に「追加」をタップすると、ホーム画面に新しいアイコンが追加されます

あしゃれなアイコン素材を用意するには

カスタムアイコン用の画像は、フリー素材をダウンロードしたり、アイコン作成・ロゴ作成用アプリや画像加工アプリを使って用意しましょう。ここでは一例として「ショートカット アイコン着せ替え - アプリアイコン作成(Icon SD)」をご紹介します。

  • 「Icon SD」の紹介

    「Icon SD」は、シンプルでかわいいアイコンを手軽に作れるアイコン作成アプリ。配色や枠線などのスタイルを決め、グリフを自在に組み合わせて多種類のアイコンを簡単に量産。そのまま「写真」へ保存できます

元のアイコンを非表示にしてスッキリする

カスタムアイコンを配置したら、元のアプリアイコンを非表示にするとホーム画面をスッキリ使えます。あらかじめ、表示させたいアイコンだけ1枚のホーム画面に集めておくとよいでしょう。

  • 元のアイコンを非表示にする方法

    ホーム画面を長押しして、編集可能状態(アイコンが震える状態)にします。下部にある丸印の列をタップすると、ホーム画面が一覧表示されます。非表示にしたいホーム画面のチェックを外し、「完了」をタップします

アイコンを非表示にしてもアプリ本体はiPhone内部に残り、ホーム画面の一番右端にある「Appライブラリ」に収納されています。

  • 「Appライブラリ」を表示する手順

    ホーム画面最後のページをさらに右から左へフリックすると、「Appライブラリ」があります。非表示にしたアプリはここから開くことができます

次のページでは、ウィジェットをうまく使って、ホーム画面をカスタマイズする方法をご紹介します。