レノボ・ジャパンは7月29日、カシオ計算機と教育機関向けコンテンツの提供において協業を開始すると発表した。

レノボがカシオ計算機が提供するクラウド型学習サービス「ClassPad.ne」の辞書機能の一部を除外した「ClassPad.net for Lenovot for Lenovo」を学校法人向けにライセンスの販売を開始するほか、2021年秋以降に販売するコンシューマーPCに、「Classpad.net」の期間限定ライセンスをバンドルする。

ClassPad.netは、パソコンやタブレットでの利用に適したオンライン学習プラットフォームで、電子辞書機能(EX-wordモード)、デジタルノート機能、コンテンツのやり取りや画面の一覧表示が行える授業支援機能、グラフや図形描画、統計分析ができる数学ツールが提供されている。

  • 「Classpad.net」の特徴

正規版では、辞書が22コンテンツ提供されているが、「ClassPad.net for Lenovot for Lenovo」では、英和辞典、和英辞典、国語辞典の3つに限定されている。そのため、自治体・学校一括での導入が検討しやすいリーズナブルなバージョンとなっている。

これにより両社は「入れて終わり」ではない、「本当に使えるICT導入と定着」の実現するとしている。