終映が迫る『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。ラストラン企画の一環として、7月6日20時から「続0706作戦」と題したイベントがカラー公式YouTubeチャンネルにて開催される。また、全国劇場でのフィナーレ舞台挨拶生中継も決定しており、詳細は後述する。

  • 終映が迫る『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開中ポスター2
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今から遡ること2年前、2019年7月6日にパリ・ロサンゼルス・上海・札幌・東京2カ所・名古屋・大阪・博多の10カ所において『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版』が上映された。今回の「続0706作戦」はそれにちなみ、7月21日の同作の終映(一部劇場を除く)を前に、オンラインで実施されるもの。

  • 2019年実施時の0706作戦各地写真
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続0706作戦は二部構成で、20時からの第一部では、これまでで最長となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の冒頭配信や、クライマックスである初号機と第13号機の対決シーンの裏側メイキング(約1分)を配信。

さらに21時からは、過日ニッポン放送でラジオ放送された「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」をディレクターズカット版として特別配信する。「生放送では時間の関係でカットせざるを得なかった、キャストメッセージをできる限りそのままお届けする」とのことで、アーカイブ配信の予定はないという。

第一部(20時〜)

  • 『これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版』+『シン・エヴァンゲリオン劇場版 冒頭18分47秒13コマ』
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』初号機 VS 第13号機 特別メイキング(約1分)

第二部(21時~)

  • 「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」ディレクターズカット版
    出演(敬称略):緒⽅恵美、林原めぐみ、宮村優⼦、坂本真綾、三⽯琴乃、⼭⼝由⾥⼦、⽴⽊⽂彦、清川元夢、関智⼀、岩永哲哉、岩男潤⼦、⻑沢美樹、沢城みゆき、⼭寺宏⼀、鶴巻和哉監督、前⽥真宏監督、⾼橋洋⼦、荘⼝彰久アナウンサー
    ※出演形式はスタジオ出演、リモート出演、コメント出演のいずれか

“シン・エヴァ最後の舞台挨拶”、全国生中継が決定

東京・新宿の「新宿バルト9」で7月11日に開催される『シン・エヴァンゲリオン劇場版』フィナーレ舞台挨拶が、全国333館の劇場に生中継されることが決定した。緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、立木文彦といった声優陣に加え、庵野秀明総監督も参加する。

舞台挨拶の生中継は、同日13時35分上映回の上映後と、17時45分上映回の上映前の2回実施される。チケットは各劇場販売サイトにて7月8日0時(7月7日24時)より順次販売開始予定。対象の劇場については劇場一覧を参照のこと。

なお、同作は公開初日から7月4日までの119日間累計で、興行収入97.5億円、観客動員数639.3万人を記録(7月5日時点)。庵野総監督が掲げた“興収100億”まであと一歩のところまで迫っている。

公式Twitterでは「7月21日の終映(一部劇場を除く)に向けて、まだまだ頑張らせて頂きます」とツイート。入場者プレゼントの“薄い本”「公式謹製 36P 冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』」、キャストサイン入りA4ポスター「真希波・マリ・イラストリアス」もしくは「渚カヲル」の配布も継続される(入場者プレゼントの配布はそれぞれなくなり次第終了)。

カラーはこれらのラストラン企画に寄せて、「コロナ禍による2度にわたる公開延期や、上映中の緊急事態宣言など、度重なる逆境がございましたが、長い間お待ちいただきご鑑賞をいただいた皆様をはじめ、本作に関わってくださった全ての皆様に改めて深く御礼申し上げます」とコメントしている。

  • 公式謹製 36P 冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」
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  • ミニポスターのサンプルビジュアル
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