Razerは、ゲーミングノートPC「Blade14」を6月25日に発売する。ゲームおよび関連製品のイベント「E3 2021」で同社が発表したAMD Ryzen 9を搭載するモデルだ。

NVIDIA GeForce RTX 3070搭載モデルの価格が303,800円、NVIDIA GeForce RTX 3080搭載モデルの価格が388,800円。Razerのシステム製品国内正規流通代理店「KOMODO」を通じて、アマゾンジャパン、上新電機、ZOA、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、パソコンSHOPアーク、ビックカメラグループ、ヨドバシカメラで販売する。

E3で発表されたトレーラー映像

「Blade14」は、Razerとしては初、AMD Ryzen 9を搭載したゲーミングノートPC。8コア/16スレッド、最大ブーストクロックが4.6GHzのAMD Ryzen 9 5900HXによって、負荷の高いゲームやプログラムにスムーズに対応できるプロセッシングパワーを備えながら、高いバッテリー効率を備える。

グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 30シリーズを採用。また、Blade14の最先端の熱素材とベイパーチャンバー冷却システムによる内部の液体の蒸発と結露により、効率の良い冷却システムが静かな放熱を行う。

ゲーミングノートPCの薄型化も実現。従来の15型ゲーミングノートPCよりも30%以上小型するとともに、CNCアルミ加工、陽極酸化処理仕上げのBlade14は、耐久性にも優れているという。

ディスプレイは14型。リフレッシュレートが165Hz、解像度が2,560×1,440ドットのQHD、ノングレアのIPSグレードパネルを採用。ベゼルは4.7mm。OSはWindows 10 Home、ストレージは1TB SSD(NVMe PCIe 3.0×4)。

インターフェース類は、USB 3.2 Gen 2 Type-Cポート(Display Port 1.4/ 20V PD 3.0 USB-C チャージング対応)×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A ポート×2、HDMI 2.1 出力(最大 8K 60Hz または 4K 120Hz)、3.5mmステレオミニ(4極)など。キーボードは日本語レイアウトで、アンチゴーストに対応する。ネットワークはWi-Fi 6E(802.11ax)+Bluetooth 5.2、本体サイズはW319.7×D220×H16.8mm、重さ1.78kg。連続使用時間は最大約12時間。

E3での発表の様子