シャープは2021年6月10日、サッポロホールディングス提供のWebアプリ「うちレピ」と連携した新サービスの実証実験を開始した。

  • 家にある食材からレシピを案内してくれるWebサービス「うちレピ」とシャープのCOCORO KITCHENが連携。ホットクックやヘルシオで作れるメニューが拡大する

    家にある食材からレシピを案内してくれるWebサービス「うちレピ」とシャープのCOCORO KITCHENが連携。ホットクックやヘルシオで作れるメニューが拡大する

うちレピは、家庭にある食材を登録すると、AIがその食材に関連したレシピ(掲載数16,000件以上)や買い足す食材の候補を提案するサービス。

実証実験では、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」と水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の利用を前提として、うちレピとシャープのレシピサービス「COCORO KITCHEN」の双方から、レシピを参照あるいはダウンロードできる仕組みを構築する。

  • 実証実験の概要図

    実証実験の概要図

うちレピのユーザーがヘルシオやホットクックの機種を登録して使いたい食材を入力すると、COCORO KITCHENのおすすめレシピの一部が閲覧可能になる。COCORO KITCHENのユーザーは、うちレピにレシピを提供する食品関連企業8社が開発した、ヘルシオやホットクックの専用レシピを閲覧・ダウンロードできる。専用レシピの対応機種は、ヘルシオがAX-XA20/AX-XA10/AX-XW600/AX-XW500/AX-XW400/AX-XW300、ホットクックがKN-HW24F/KN-HW24E/KN-HW24C/KN-HW16F/KN-HW16E/KN-HW16D/KN-SH16W。

今回のサービス連携はスマートフォンあるいはタブレット(Android/iOS)から、Webブラウザからアクセスしての利用が対象となっている。実証実験への参加にあたっては、うちレピおよびCOCORO KITCHEN両方の会員登録を行う。その後、うちレピに所有しているヘルシオかホットクックの機種を登録し、作りたいレシピを検索。レシピ詳細ページにある「COCORO KITCHENにメニュー送信する」ボタンを押すとCOCORO KITCHENの当該メニューに移動するので、そこからヘルシオかホットクックへレシピを送り、調理を行うという流れだ。