finalは、自社ブランド「ag(エージー)」の完全ワイヤレスイヤホン新製品として、片側3.5gと軽くてコンパクトな「COTSUBU」を7月中下旬に発売する。価格は6,480円。

  • COTSUBU

agブランドが手がけ、finalが音質を監修した完全ワイヤレスイヤホンの新しいエントリーモデル。2019年発売の「TWS03R」の後継機種で、TWS03Rよりも軽くコンパクトにしつつ「基本性能から使い心地まで大幅にグレードアップ」。イヤホン本体は片側3.5gとシリーズ最小最軽量のコンパクトさを追求した。

カラーは、定番色のクリーム・ブラックに、新色のサクラ・スノー・スカイ・ストーン・ブラウニーを加えた全7色で展開する。イヤホン本体と充電ケースともにシリーズ最小最軽量を実現しているのも特徴だ。

  • カラーバリエーションは全7色

耳穴の周囲の耳介(じかい)にスッポリ収まる形状を採用。さらに、装着感を最小にすることで“至上最高の装着感”を実現する、final独自のイヤーピース「TYPE E完全ワイヤレス専用仕様」を3サイズ同梱する。

  • 耳穴の周囲の耳介に収まる形状を採用

音質については、ソフトウェア上のイコライザーなしでも十分満足できるように音響特性を追求した上で、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ僅かにイコライザーで補正。「迫力のある低音とクリアなボーカルを両立し、毎日聴きたくなるようなリラックスした自然な音質」を実現したという。

音楽再生時に使える新機能「片耳モード」を搭載。片方のイヤホンをケースに戻すだけで、音楽が途切れることなく自動的に片耳モードになり、音声もステレオ再生からモノラル再生に切り替わる。

  • 装着イメージ

クアルコム製「QCC3040」を搭載し、Bluetooth 5.2に準拠。コーデックはAACやaptXもサポートする。イヤホン側で親機/子機の切り替えを自動で行い、接続性を安定させる「TrueWireless Mirroring」にも対応する。MEMSマイクを備え、ハンズフリー通話に対応。cVcノイズキャンセリング機能によって周囲のノイズを抑えて通話相手にクリアな音声を届けられるという。

表面加工は、皮脂や指紋などの汚れがつきにくいオリジナルの「粉雪塗装」の加工方法を見直し、従来モデルに比べて細かな凹凸感を感じられる質感に仕上げた。IPX4の生活防水にも対応。イヤホンにタッチして音楽の再生/停止や通話/終話といった操作が行える。

  • 粉雪塗装の加工方法を見直し、従来よりも表面に細かな凹凸感を感じられる質感に仕上げた

連続再生時間は最大5時間、ケース込みで最大20時間。充電ケースは薄型コンパクトサイズで、片手で簡単に開閉できるという。ケースの蓋を開けるだけでペアリングを開始する「オートペアリング機能」を備え、イヤホンを耳に装着してすぐに音楽を楽しめるようにした。充電ケースにイヤホンを収めて蓋を閉めると、自動で電源がオフになる。

不意のイヤホン落下を防止する「カチッとマグネット」設計も採用し、磁石でケースにイヤホンを固定するようにしている。なお、イヤホン本体を紛失した場合は片耳購入が可能だ。