そういえば最近iPhoneにケーブルをつないでないかも、というiPhoneユーザは少なくないはず。2017年9月に発表されたiPhone X以降、iPhoneはワイヤレス充電に対応していますから、Qi(チー)対応のチャージパッドさえ用意しておけば充電用のケーブルは必要ありません。

音楽再生は、ひと足先にワイヤレス化が始まっています。iPhone 7からイヤホンジャックが廃止されたため、イヤホンを使う場合はワイヤレス/Bluetooth接続のイヤホンを利用することになります。Lightning-3.5mm変換ケーブルで従来の有線イヤホンを利用する、Lightning接続タイプのイヤホン製品を用意するという方法もありますが、使い勝手のよさでいえばワイヤレスです。

充電も音楽再生もワイヤレスでイケるとなると、Lightningケーブルの出番は...なくてもなんとかなります。パソコンへの写真/ビデオの転送はiCloud経由で実現できますし、MacにかぎればAirDropがあります。バックアップも、データ保管先にiCloudを使えばパソコンと接続する必要なし、ワイヤレスで完結します。機種変更時におけるiPhone間のデータ転送も、iOS 12.4以降はワイヤレス転送がサポートされたため、必ずしもLightningケーブルは必要ありません。

だから、iPhoneはワイヤレスだけでやりくりすることは可能ですが、2021年現在では例外がいくつかあります。ひとつは、iPhoneに復元画面が表示された場合。パソコンにバックアップしたデータを使い復元するときも、Lightningケーブルは欠かせません。AirDropを使える機種を除けば、パソコンとのデータのやり取りには原則Lightningケーブルが必要になります。

言い換えると、その点さえ留意すればiPhoneはワイヤレスだけでやりくりできます。試しに、テープなどでLightningポートを塞ぎ、1週間ほど暮らしてみては? 事前準備は必要ですが、結構、支障なくやっていけますよ。

  • iPhoneはワイヤレスだけでやっていける...のか?