Huawei Consumer Business Groupは2月22日、フォルダブルスマートフォンの新製品「HUAWEI Mate X2」を発表した。初代のMate Xは、大きなディスプレイを外側にして折りたたむデザインだったが、Mate X2はSamsungのGalaxy Foldシリーズと同じように大きな内側スクリーンと折りたたみ時に使用する外側スクリーンを装備。Falcon Wingと呼ぶデザインによって、閉じた状態でも開いた状態でもバランス良く扱える。

フォルダブルに求められる強度を保ちながら重量を抑えられるように、筐体にスティールとカーボンファイバーを組み合わせた。内側のディスプレイは対角8インチ(2480×2200ピクセル、413ppi)、アスペクト比が8:7.1と正方形に近い。外側のディスプレイは6.45インチ(2700×1160ピクセル、456ppi)、アスペクト比は21:9。どちらも90Hzのリフレッシュレートに対応する有機ELディスプレイだ。

Falcon Wingデザインは、開いた状態で横から見るとメインカメラを備える側が厚く(8.2ミリ)、逆側は薄い(4.4ミリ)。クサビ型になっており、厚みのある側を手に持つことで、先端の重さが軽減されてバランス良く手に収まる。また、新しいヒンジによってディスプレイをぴったりと合わせられ、折りたたんだ時はコンパクトになる。ディスプレイ損傷の原因になる開閉時のほこりやゴミの侵入を防ぐように、側面に沿った開口部にすき間ができないデザインになっている。

  • 折りたたみスマホ向けのヒンジを開発して5年、その成果

    ヒンジ部分に横から見ると水滴のような空洞、ディスプレイをすき間なく合わせて折りたためる

OSはAndroid 10をベースにしたEMUI 11.0。1つの画面で複数のアプリを開く「Smart Multi-Window」、フロート表示でアプリを利用できる「Floating Window」、よく利用するアプリをバブルボタンにまとめておく「App Bubble」といったマルチタスク機能をサポートする。以下は主な仕様。

  • SoC:Kirin 9000(オクタコア:Cortex-A77@3.13GHz、Cortex-A77@2.54GHz×3、Cortex-A55@2.05GHz×4)
  • メモリ:8GB RAM、256/512GB ROM
  • メインカメラ:Ultra Vision Leica Quad Camera:50MP Ultra Visionカメラ(広角、F1.9、OIS)、16MP Cineカメラ(超広角、F2.2)、12MPテレフォトカメラ(光学3倍、F2.4、OIS)、8MPスーパーズームカメラ(光学10倍、F4.4、OIS)
  • 前面カメラ:16MPセルフィーカメラ(広角、F2.2)
  • バッテリー:4500 mAh
  • ワイヤレス:WiFi(802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • ネットワーク:プライマリーSIM Card(5G NR/4G FDD LTE/4G TDD LTE/3G WCDMA/2G GSM)、セカンダリーSIM Card(4G FDD LTE/4G TDD LTE/3G WCDMA/2G GSM)
  • 本体サイズ:折りたたみ状態:161.8×74.6×13.6~14.7ミリ。開いた状態:161.8×145.8×4.4~8.2ミリ。
  • 重量:295グラム

ホワイト、ブラック、クリスタルブルー、クリスタルピンクの4色で、中国で2月25日に発売する。価格は256GBモデルが1万7999人民元、512GBモデルが1万8999人民元。