プラネックスコミュニケーションズは1月29日、ネットワークビデオレコーダー「スマカメNVR(CS-NVR01)」を発表した。最大9台のネットワークカメラ「スマカメ」を接続し、撮影した映像の表示や録画が可能になる。価格はオープンで、予想実売価格は324,000円(税込み)前後。2月上旬より発売する。

  • 最大9台のネットワークカメラの映像や音声を記録できるネットワークビデオレコーダー「スマカメNVR(CS-NVR01)」

2TBのHDDを内蔵したネットワークビデオレコーダーで、接続した「スマカメ」の同時映像表示 / 録画が可能。接続できるのは、現在販売中の12機種の「スマカメ」と、過去に販売した6機種の計18機種。これだけ多くの製品に対応するネットワークビデオレコーダーは珍しいという。個々のカメラにユニークなIDを割り振り、同社のサーバーを介して設置してあるカメラの映像を表示/録画する仕組み。

  • プラネックスのサーバーを介して設置したネットワークカメラの映像がまとめて表示でき、録画も可能

  • 9つのネットワークカメラの映像をまとめて表示したところ。録画や撮影も任意に実行できる

録画時間は、9台のスマカメを接続してすべて録画しても最大約30日間録画し続けることが可能。カメラ本体がmicroSDメモリーカードを使える機種であれば、カメラ本体への録画とスマカメNVRへの同時録画も行える。

主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 5 3400G(3.7GHz)、メモリが8GB、システム用ストレージが256GB SSD。OSにはWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2019を搭載し、9チャンネルのライブビュー表示(1画面/4画面/6画面/9画面)に対応。

インタフェースは、Gigabit Ethernet有線LAN、×1、USB 3.0 Type-A×2、USB Type-C×1、USB 2.0×1、HDMI×1、DisplayPort×1、D-sub×1。本体サイズは約W80×D155×H155mm、重さは約1,292g。

  • さまざまな場所に設置したネットワークカメラの映像を一元管理できる