LGエレクトロニクス・ジャパンは12月4日、同社製テレビと新型ゲーム機の対応状況を発表。2019年~2020年発売の一部の4K/8Kテレビで「ゲーム機本来のスペックを発揮できる」という。
対象シリーズ
2020年モデル
- 8K有機ELテレビ「OLED ZX」
- 8K液晶テレビ:「NANO99」「NANO95」
- 4K有機ELテレビ:「OLED WX/GX/CX/BX」
- 4K液晶テレビ:「NANO91/86」
2019年モデル
対象機種では、「プレイステーション 5」(PS5)や「Xbox Series X」といった新型ゲーム機とのHDMI 2.1接続に対応。最高8K/60pや4K/120pの映像が楽しめるほか、映像のカクつきなどを抑える「VRR」や、コンテンツに応じて画質優先/低遅延優先を自動で切り替える「ALLM」、Dolby Atmos/DTS:Xなどのサラウンド音声の伝送も可能な「eARC」をサポートする。
これらの機能を利用するには、いずれもテレビのソフトウェアを最新にアップデートする必要がある。ただし、たとえば8K液晶テレビ「NANO95」では4K/120Hzで信号入力しても4K/60Hzでの表示になるなど、シリーズによって対応する信号や機能に違いがある。詳細は同社Webサイトの対応表を参照のこと。
LGがゲーミング推奨モデルとしているテレビは、4K有機ELテレビの2020年モデル「OLED CX」シリーズ。48/55/65/77V型の4サイズをラインナップし、フレーム幅が約3.3mmで「映像が浮かびあがるよう」なCinema Screenデザインを採用。映像エンジンはAIプロセッサー「α9 Gen3 AI Processor 4K」。HDMI 2.1対応のHDMI入力を4系統備え、VRR/ALLM/eARCにも対応する。