レノボ・ジャパンは12月1日、ウルトラスリムノートPC「YOGA Slim」シリーズの新製品として、第11世代Intel Core(Tiger Lake)を搭載を搭載する13.3型ノートPC「YOGA Slim 750i Carbon」と「YOGA Slim 750i」の2機種を発表した。12月4日から順次発売し、価格は129,800円(税別)から。

YOGA Slim 750i Carbon

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    YOGA Slim 750i Carbon

YOGA Slim 750i Carbonは、ボディにカーボン素材を用いて軽量性と堅牢性を両立した13.3型ノートPC。重さ約966g、薄さ14.25mmの軽量薄型設計ながら、MIL-STD-810Gに準拠する高い耐久性を実現した点が特徴で、厳しい環境下でも問題なく使用できるという。指紋がつきにくく汚れを拭き取りやすい3層サーマルコーティング仕上げを採用し、本体カラーは高級感のあるムーンホワイトで展開する。

ディスプレイはアスペクト比16:10とやや縦長で、解像度はWQXGA(2.560×1,600ドット)と高精細。IPSパネルを採用してsRGB 100%をカバーする色再現性を備え、ブルーライトを低減するアイケアモードも搭載する。CPUは第11世代Intel Core i7 / i5を採用し、内蔵グラフィックスによる高い性能を実現。最大14時間の長時間バッテリー駆動やWi-Fi 6をサポートした他、本体と同色の白いACアダプターを同梱する。主な仕様は以下の通り。

  • OS:Windows 10 Home
  • プロセッサ:第11世代Intel Core i7 / i5
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB SSD
  • ディスプレイ:13.3型WQXGA(2.560×1,600ドット) IPS液晶
  • インタフェース:Thunderbolt 4×2、USB 3.1 Type-C×1、マイクヘッドホンコンボジャック×1
  • バッテリ駆動時間:最大14時間(JEITA2.0測定値)
  • 本体サイズ:W295.9×D208.9×H14.25mm
  • 重さ:約966g
  • 価格:144,800円(税別)から
  • 本体カラーは高級感のあるムーンホワイト

  • CPUはTiger Lakeこと第11世代Intel Core

  • ディスプレイを片手で開ける(開けても下側が浮き上がらない)絶妙なヒンジトルク

  • 東レのカーボンファイバーを採用し、Yoga Slim史上最軽量かつ堅牢なボディ

  • インテル Evo プラットフォームにも準拠

YOGA Slim 750i

  • YOGA Slim 750i

また、ボディにメタル素材を採用した「YOGA Slim 750i」もラインナップする。MIL-STD-810G規格は非対応だが、第11世代Intel Coreプロセッサやアスペクト比16:10のWQXGAディスプレイなど基本機能はYOGA Slim 750i Carbonとほぼ同等なので、好みや用途で選択できる。主な仕様は以下の通り。

  • OS:Windows 10 Home
  • プロセッサ:第11世代Intel Core i5
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:256GB SSD
  • ディスプレイ:13.3型WQXGA(2.560×1,600ドット) IPS液晶
  • インタフェース:Thunderbolt 4×2、USB 3.1 Type-C×1、マイクヘッドホンコンボジャック×1
  • バッテリ駆動時間:最大14時間(JEITA2.0測定値)
  • 本体サイズ:W295.9×D208.9×H13.8mm
  • 重さ:約1.21kg
  • 価格:129,800円(税別)から
  • YOGA Slim 750iもインテル Evo プラットフォーム準拠

「YOGA Slim 950i」と「YOGA Slim 750i Pro」も予告

  • 14型のハイエンドノート「YOGA Slim 950i」。後日発表予定

  • 引き締まった黒いボディが目を引くYOGA Slim 950i

  • タッチパッドとパームレストに段差がない

  • タッチパッドにはクリックする部分が存在しない代わりに、ハプティクス(触覚)技術によるクリック感を実現している

  • 天板は本革

  • 16:10の画面が特徴の「YOGA Slim 750i Pro」。後日発表予定

  • 4辺狭額縁の効果で、16:10の750i Pro(左)であっても、少し前の16:9ノートと変わらない本体サイズに収めることができた

  • クリエイティブ用途などでも縦解像度が高いと助かる場面は多い