スマートフォンを振るだけでアプリが起動する「スグアプ」についても紹介がありました。例えば、レジ前でd払いのアプリを立ち上げたい、といった場面で利用できます。好きなアプリは2つまで登録できる仕様です。Android 11対応スマホが対象となります。

  • スマートフォンを振るだけでアプリが起動する「スグアプ」

  • デモでは、振るとd払いのアプリが立ち上がった

レンタルサービス「kikito」

スマホと一緒に利用するデバイスをレンタルできるサービス「kikito(キキト)」も発表されました。2021年3月よりサービスインする予定です。レンタルは「短期」「長期」の2プランを用意。一定期間のみ使いたい、あるいは購入前に試したい、といったニーズに応えます。対象となるレンタル機器として、各種カメラ製品、オーディオ機器、XRヘッドマウントディスプレイなどを想定しています。

  • デバイスをレンタルできるサービス「kikito」

  • 取り扱い予定の製品例

ドコモユーザー以外でも、dアカウントを作成すれば専用のWEBサイトから利用が可能。レンタル利用後、レンタル品を買い取ることも可能となっています。

スーパー販促プログラム

dポイント、d払い加盟店の販促活動を支援する「スーパー販促プログラム」も発表となりました。2021年1月下旬から提供予定です。これにより加盟店は、アプリを介してクーポン、キャンペーン情報、新商品情報などを配信できるようになります。登壇したウォレットビジネス部の川本裕子氏は、dポイントやd払いの利用者にもメリットがあるとして「お客様にとっては、1人ひとりに最適なクーポンやキャンペーン情報が、店舗ごとのタイムラインで確認できるようになります」と説明しました。

  • マーケティングプラットフォーム「スーパー販促プログラム」を説明する、ウォレットビジネス部 OMOビジネス 担当部長の川本裕子氏

このほか、スマホ決済サービスd払いの機能強化もアナウンスされました。dポイントやd払いを使用した店舗からメッセージやクーポンが届く「メッセージメニュー」や、電気、ガス、水道などの公共料金の支払いが可能となる機能、さらには「ミニアプリ(予約・注文サービス)」に「テーブルオーダー」できる機能が追加される予定です。2020年11月下旬以降、順次提供がスタートします。

  • スマホ決済サービスd払いの機能が強化へ