コンピュータの各種性能を計測するベンチマークテストアプリケーション「3DMark」を開発、提供するUL Benchmarksは、AndroidとiOSなどのモバイルデバイスの他、Windowsにも対応してグラフィックス性能を比較できる「3DMark Wild Life」を発表した。モバイルデバイス向けは無料だが、Windows版はAdvanced Editionのライセンスが必要になる。

  • 3DMark、AndroidとiOS、Windows対応のクロスプラットフォームベンチマーク「Wild Life」

    3DMark「Wild Life」

Wild Lifeは、ハイエンドスマートフォンから軽量ノートPCまでを対象に、GPU性能を計測するベンチマークテスト。クロスプラットフォームを実現するため、WindowsとAndroidデバイスではVulkan graphics APIを用い、iOSデバイスではMetalを使用している。短時間での性能を計測するモードと、20分間実行してパフォーマンスを計測するストレステストのモードを用意し、実行時に選択できる。

既に提供が開始されており、各種デバイスから利用できる。Androidでは「3DMark」アプリのアップデートとして導入され、iOSでは「3DMark Wild Life」アプリを単体で提供。Windowsでは3DMark Advanced EditionにDLCとして提供する。

  • iPhone XSでの実行時

  • Google Pixel 3での実行時

  • GeForce GTX 1070搭載Windows PCでの実行時