レノボ・ジャパンは9月15日、天板側にもディスプレイを搭載した2画面ノートPC「ThinkBook Plus」を国内発表した。天板に天気や日付、通知といった情報が表示できることが特徴で、2020年1月のCESで展示されていた製品となる。同日販売開始し、価格は税別172,000円から。

  • ThinkBook Plus

天板に10.8型E Inkディスプレイを、内側に13.3型IPS液晶を搭載した2画面ノートPC。ノートPCを閉じたままE Inkディスプレイにカレンダーや予定、天気、日付、バッテリー状況などの情報を表示できるほか、電子書籍リーダーとしても利用可能。付属のアクティブペン「Lenovo Precision Pen」を使用すると、E Inkに手書きメモやスケッチも行える。画面表示は、天板を開くと自動的にオフになる。

Lenovo Precision Penは4,096段階の筆圧検知に対応。電源は単6型乾電池で、PCのディスプレイ側面にマグネットでくっつけられる。なお、同ペンは天板側の10.8型E Inkでのみ使用できる。

  • 13.3型IPS液晶も搭載し、一般的なクラムシェル型ノートPCとしても利用できる

本体は厚み17.4mmの薄型設計。キーボードはテンキーレスで、Skype通話の受信、終了が行えるキーをファンクションキー列に搭載する。側面には指紋認証センサー兼用の電源ボタンを用意。性能面では、プロセッサに第10世代Intel Core i7 / i5を採用。メモリは最大16GB、ストレージは最大512GB SSDを選択できる。

ThinkBook Plusの主な仕様

  • OS:Windows 10 64bit
  • CPU:第10世代Intel Core i7 / i5
  • メモリ:16GB / 8GB
  • ストレージ:512GB SSD/256GB SSD
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:13.3型IPS液晶(1,920×1,080ドット)+10.8型E Ink(1,920×1,080ドット、タッチ対応)
  • インタフェース:USB Type-C 3.1 Gen2×1、USB 3.1 Gen1×2、HDMI、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど
  • サイズ:308×217×17.4mm
  • 重さ:約1.4kg
  • バッテリー駆動時間(JEITA 2.0):最大約12.5時間