Lenovoは1月6日(米国時間)、米ラスベガスで開催の家電・IT見本市「CES 2020」に合わせて、13.3型ノートPCの新モデルとなる「ThinkBooK Plus」を発表した。天板にE-Inkの10.8型セカンドディスプレイを備えたデュアルディスプレイが大きな特徴だ。

  • ThinkBooK Plusは、天面に10.8型E-Enkセカンドディスプレイを搭載

    ThinkBooK Plusは、天面に10.8型E-Enkセカンドディスプレイを搭載

ThinkBooKシリーズは、ThinkPadシリーズと並ぶビジネス向けのPC。ThinkBooK Plusは、メインの13.3型液晶ディスプレイを閉じた状態でも、10.8型E-Enkセカンドディスプレイで様々な表示と作業が行える。カレンダー操作、電子メール、バッテリー状況、日付と時刻、天気などだ。PC本体はモダンスタンバイに対応しているため、スリープ状態でもメールを受信できる。

加えて、4,096段階の筆圧検知に対応したスタイラスペンも使える。PDFファイルを表示して手書きメモを書き込んだり、Microsoft OneNoteを起動してメモを取ったりすることが可能だ。eBOOKリーダーとしても機能する。このセカンドディスプレイは、オフィスで働く人のマルチタスクを支援することを目的に設けられた。音声アシスタントのAmazon Alexaをサポートしており、スマートスピーカー的な使い方もできる。

  • 10.8型E-Enkセカンドディスプレイでは、スタイラスを使って様々な作業が行える

13.3型のメインディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)のIPS方式で、第10世代Intel Coreプロセッサ、SSD、Intel Optaneメモリ、Windows 10といった仕様となる見込み。米国では2020年3月に1,199ドルからの価格で発売される予定。

  • ThinkBooK Plus

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