• 左から、モデレーターのセキュリティ情報統括室 根岸征史氏、講演者の古川氏、守田氏、熊坂氏、総合司会の堂前氏(のアバター)の順

最後に、座談会形式で、Twitterで寄せられた質問に答えるコーナーが設けられた。「SOCで働いていて楽しいことは」、という質問については、各々「分析している最中が楽しく、自分の考えたアプローチが正しかったときが最高」(守田氏)、「ルールが実装されて、実際に脅威を検知できたときがうれしい」(古川氏)、「CHAGEを使ってくれているとわかるとうれしい」(熊坂氏)など、みな自分の仕事が実ったり、役に立った瞬間が楽しいとのこと。

「SOCのアナリストになるにはどうしたらいい?」という質問については、「やりたいこと(データ分析)をやっていたら自然と仕事になった」(守田氏)という。3人ともSOCでの仕事は大変だがやりがいがあると感じられているようで、興味がある・好きな分野だからこそ大変な仕事もこなせてしまうという、エンジニア気質に溢れた回答が印象に残った。

IIJでは本稿で紹介したTechnical NIGHTに加え、「IIJ Technical DAY」や「IIJmio meeting」など、同社のエンジニアとユーザーが交流する機会を随時開催している。昨今は感染症予防の事情もあってウェブ配信で行われているが、逆に距離的な障壁がなくなり、参加しやすくなった面もある。興味のある方はぜひ一度ご覧になってはいかがだろうか。