ボーズは9月11日、完全ワイヤレスイヤホン2製品を発表した。強力なノイズキャンセリング機能を搭載する「Bose QuietComfort Earbuds」と、コンパクトな設計のスポーツ向けモデル「Bose Sport Earbuds」。ともに10月15日に発売する。

  • ボーズが、完全ワイヤレスイヤホン2製品を発表。強力なノイズキャンセリング機能を搭載する「Bose QuietComfort Earbuds」と、コンパクトな設計のスポーツ向けモデル「Bose Sport Earbuds」の2製品だ

Bose QuietComfort Earbuds

Bose QuietComfort Earbudsは、ノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン。トリプルブラックとソープストーンの2色を用意する。直販価格は30,000円(以下、税別)。

  • ノイズキャンセリング機能を搭載する「Bose QuietComfort Earbuds」

ノイズキャンセリングシステムは独自のもので、内蔵マイクで検出したノイズをデジタル回路に送り、収集したノイズと同等レベルの逆位相の音波を返す。これにより、騒音がほとんど聞こえなくなるほどのノイズキャンセリング効果を得ている。ノイズキャンセリングレベルは、周囲の音をどれだけ取り込むかを調整可能。

  • 内部の様子

音質面では、ボリュームを下げても低音が消えたりゆがみが生じることがなく、どんなボリュームで再生しても、深みのあるパワフルなサウンドを楽しめる。イヤホンの操作は、備え付けのタッチセンサーから実行可能。耳に装着されているかどうかを検知するマイクロセンサーを内蔵し、イヤホンを外した時などに音楽の再生を一時的に停止するなどの連携も行う。防水性能はIPX4に準拠。

  • バッテリー内蔵の充電ケース

バッテリ駆動時間は最大6時間。充電ケースを使うことで、イヤホンを2回までフル充電可能。15分の充電で約2時間使用できるクイック充電機能も搭載。充電ケースは、Qi規格のワイヤレス充電に対応している。専用アプリ「Bose Music」を使うことで、ノイズキャンセリングの調整などのカスタマイズも可能。主な仕様は以下の通り。

  • イヤホンサイズ/重さ: W26×D27×H39mm/8.6g
  • 充電ケースサイズ: W51×D32×L89mm
  • Bluetooth: 5.1
  • コーデック: SBC、AAC
  • カラーバリエーション

Bose Sport Earbuds

Bose Sport Earbudsは、スポーツ向けに最適化したデザインの完全ワイヤレスイヤホン。バルティックブルー、グレースホワイト、トリプルブラックの3色を用意する。直販価格は22,000円。

  • スポーツ向けに最適化したデザインの「Bose Sport Earbuds」

耳に触れる部分はすべて柔らかいシリコン製。一部に負荷が集中しないよう圧力を耳全体に分散し、繊細な部分を圧迫しないように配慮している。3種類のサイズのStayHear Maxチップが付属し、傘型デザインと柔らかいウィングの組み合わせにより、耳から外れにくくなっている。バッテリ駆動時間は最大5時間。充電ケースを使うことで、最大10時間分の充電が行える。

  • バッテリー内蔵の充電ケース

  • 内部の様子

ノイズキャンセリング機能を搭載しないが、防水性能や充電ケースのQi規格対応など、そのほかの機能はほぼ共通。主な仕様は以下の通り。

  • イヤホンサイズ/重さ: W26.6×D21×H18.7mm/13.5g
  • 充電ケースサイズ: W51×D32×L89mm
  • Bluetooth: 5.0
  • コーデック: SBC、AAC
  • カラーバリエーション